日本100名城

日本100名城 登城ログ 山口県)萩城

旅する資格マニア、日本城郭検定ホルダーが挑む日本100名城の旅。9月は萩・津和野を1泊2日で旅してきました。今回は2023年9月2日に訪れた、日本100名城 No.75山口県)萩城の登城ログです。

東京から100名城巡りする場合、山口県の萩城と島根県の津和野城は、萩・石見空港を使って一緒に回るのが効率良さそうと思い、今回の旅になりました。

萩城とは

萩城は山口県の萩市にある日本100名城No.75に選定されている長州藩毛利36万石の城です。

関ヶ原の戦いで敗れた毛利輝元は広島城を明け渡した。そして、日本海に島城に突き出た標高143mの指月山とその麓の三角州に、慶長9年(1604)から同13年(1608)にかけて築いたのが萩城である。指月山の山頂に要害、麓には幅広の水堀で区切られた本丸、二の丸、三の丸が配備された。慶長期の築城であるが、全体として戦国期の中世城郭的な構成であった。幕末の文久3年(1863)に藩庁が山口に移されてからは萩城の重要性は薄れていった。現在は天守台や石垣、堀のみとなり、建物は残っていない。城下町とその周辺は当時の面影をよくとどめ、武家屋敷や豪商の町屋、吉田松陰をはじめとする幕末の志士たちの生家なども訪れることができる。

日本100名城ガイドブック

萩城へのアクセス

JR山陰本線「東萩」駅から萩市内循環「まぁーるバス(西回り)」「萩城跡・指月公園入口」下車、徒歩約4分です。

所在地:山口県萩市堀内字旧城1−1
連絡先:0838-25-3131(萩市役所)
サイト:萩城跡指月公園(萩市観光協会公式サイト)

萩城 登城記

東京から萩城跡へ

萩・石見空港便

東京)羽田空港 8:45発のANA725便で萩・石見空港に向かいます。毎月29日にあるANAのタイムセールで萩・石見空港便の安いチケットを見つけたのが今回の旅決定の決め手でした。

萩・石見空港には10:20着。ここから事前に予約していた乗合タクシーで、萩市内に向かいます。萩・石見空港の欠点は公共交通機関での移動手段がほとんどない点と、主要な都市から離れていること。そのため、空港へのアクセスは乗合タクシーを使うか、レンタカーとなります。私はタクシーを利用しました。ワンボックスタイプの車で6人くらいで乗り合わせました。途中海岸線沿いを走りますが、右側の席が眺めがよいです。

萩バスセンター

私は萩バスセンターで降りました。乗合タクシーの空港から萩市内までの料金は2,800円。支払いはPayPayが使えます。

萩・明倫館

萩バスセンターに着いて、周りには指標となるものもなく、さてどうしようかと悩みましたが、まずは萩の観光拠点と言われる萩・明倫学舎へ向かいます。バスセンターから徒歩10分ほど。藩校・学校だったところを観光拠点に転用したところです。

萩・明倫学舎

こんな感じで懐かしい学校ぽい。元教室には長州関連の展示が行われています。カフェやレストランもあります。

萩観光案内所

明倫学舎と同じ敷地に萩観光案内所があります。ここでレンタサイクルを借りました。萩の観光スポットは自転車で回るのがちょうど良い距離というのはリサーチ済みです。

萩城下町周辺エリア

この辺りは城下町周辺エリア。高杉晋作とか長州出身の偉人の生家があったりする街並み。

萩城下町

ここは世界遺産にもなっている萩城下町(城跡・旧上級武家地・旧町人地)。そのなかでも堀内鍵曲という行き止まりに見えるように作られた通り。城下ですから、敵の侵入を妨げるための仕掛けです。

萩城 散策

萩城跡

自転車で城下を散策してたので時間かかりましたが、萩城に着きました。広い内堀と石垣が残ります。中央の山は指月山。山頂に要害があります。

萩城入口

橋を渡った先に料金所。大人220円です。100名城スタンプも料金所にあります。

萩城天守台

萩城天守台

内堀の中側、石垣の上からの一枚。左側、張り出して見えるのが天守台。石垣は扇の勾配と言われる反り。

萩城 天守台

萩城の天守台に登ったところ。寂しい感じです。

萩城天守台より

天守台から内堀を眺めたとこ。

萩城 城内

志都岐山神社


城内の中央にあるのが志都岐山神社。蜂がでるということで、参拝禁止でした。

指月山頂への道

要害となっている山頂への道。20分くらいだそうですが、今回はチャレンジは見送り。

萩城 茶室


明治に藩主の別邸から移築された茶室。

ミドリヨシノ

ミドリヨシノという、がくが緑色の桜の木。県指定天然記念物。

萩城外

萩城と日本海

城外にでて周りを散策。萩城は日本海に張り出してます。写真は二の丸土塀と日本海の構図です。

萩城 100名城スタンプ

萩城100名城スタンプ

萩城料金所で押せる100名城スタンプ。インクの色は水色。正方形の角をとった、ちょっと変わったデザイン。

内堀と天守台を斜め上空から見た構図がデザインされてます。山越に海が描かれてます。

萩城 御城印

萩城 御城印

スタンプと同じ料金所で買える萩城の御城印。こちらは500円です。毛利家の家紋「一文字三ツ星」と替紋の「抱き沢瀉」がデザインされています。替紋というのは知らなかった。

日付は料金所で入れてくれました。「世界遺産」という文字も入っています。

まとめ

2023年9月、山口県萩市の萩城を訪れました。萩市中央からレンタサイクルや、巡回バスで訪れることができます。平城なので、城内は歩いて回ることができます。建築物は残らず、内堀と石垣、天守台のみが残ります。城内の敷地は広いですが、特に刺さる見どころもなく、残念な感じがかも。ただここはあの長州、幕末を感じるには訪問マストな土地です。以上、萩城の登城ログでした。

城巡りで人生リッチに、資格リッチでした。それではまた!

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資格リッチ
都内に勤めるサラリーマン。 ”モテ資格探求家”として人生にモテる資格を求め90以上の資格を取得。 100名城登城、御朱印集め、モーターボート、グルメ、モデラー、ガジェット収集、筋トレ・ヨガなど趣味多数。 20代から資産形成にも取り組む。インデックス投資を軸として世代平均を大きく超える成果も実現。 都会(東京)と田舎(安曇野市)に二拠点を構え、ライフ・シフト後の生活スタイルを試行中。 資産形成する資格マニアの日常を綴ってます。