日本100名城

日本100名城 登城ログ 兵庫県)明石城

旅する資格マニア、日本城郭検定ホルダーが挑む日本100名城の旅。9月下旬に兵庫県を2泊3日で旅してきました。姫路城→赤穂城→明石城をまわってます。

今回は2023年9月26日に訪れた、日本100名城 No.58 兵庫県)明石城の登城ログです。

明石城

明石城とは

明石城は兵庫県明石市にある城です。日本100名城No.58に選定されています。

松本城主だった小笠原忠真が元和3年(1617)に明石の地に入った。翌年、西国諸大名に対する監視のそなえとして、2代将軍徳川秀忠により築城の命が下る。元和元年(1615)の一国一城令により廃城になった付近の城の用材を用いて、元和5年(1619)から1年間で明石海峡を望む丘陵端に築城した。自然地形を巧みに利用した3重3段構えの堀と曲輪には、忠真の義父であり築城の指導に当たった姫路城主の本多忠政の手腕が発揮されている。蓮郭式の縄張りの中心にある本丸に巨大な天守台が築かれたが、天守は建てられなかった。本丸には4基の三重櫓が築かれ、うち2基の三重櫓が修復されながらも現存する。そのうちの1基(坤櫓(ひつじさるやぐら))は伏見城から移築されたといわれる。

日本100名城ガイドブックより

明石城へのアクセス

JR山陽線「明石駅」、山陽電鉄本線「山陽明石」駅から徒歩5分の場所にあります。

所在地:兵庫県明石市明石公園1−27
連絡先:078-912-7600(明石公園)
公式サイト:https://www.akashijo.jp/

明石城 登城記

昨日は姫路城→赤穂城と回って、赤穂泊。今日は赤穂から明石に移動、明石城に登城します。

赤穂から明石へ

9:14 JR播州赤穂駅発の普通列車に乗車。姫路駅乗り換えで10:17西明石駅に。明石城は明石駅が最寄りですが、西明石駅は新幹線が停まります。赤穂からの移動に新幹線使うかもしれずで、西明石でレンタカーを予約してました。

今回の旅はこれから、明石→淡路島と巡ります。旅行は公共交通機関派なんですけど、淡路島観光は車がないと不便すぎて。レンタカーは楽天トラベル経由で申し込んでました。

明石城 散策

11:00 明石城着。駐車場に車を停め、明石公園に来ました。

明石城

明石公園で目にするのがこの光景。ほとんど予習せずに来た明石城ですが、高石垣の上に左右に櫓を携えた城壁のスケールにびっくり。でかい!高石垣は20mの高さがあるそう。

明石公園園内マップ

明石公園園内マップ。明石城の敷地は明石公園として整備されていて、その一部に城の遺構が残ります。特徴ある三重櫓は江戸時代から残るものです。

明石城 日時計

広場にあった独特のデザインの日時計。日時計というのが子午線の通る明石っぽい。

明石城 坤櫓

下(三の丸)から本丸を目指します。見上げるのは向かって左側に配されている坤櫓(ひつじさるやぐら)。伏見城から移築されたと伝わるもので、天守が築かれなかった明石城では天守代用として使われたそう。

明石城坤櫓

明石城坤櫓への登り坂はこんな感じ。

明石城本丸

明石城本丸

本丸の高さまで登ってきました。ここが入口。

明石城本丸

本丸はかなり広い広場になってます。

明石城 天守台

坤櫓(ひつじさるやぐら)の後方にある、天守が造られることなかった天守台。

明石城天守台

天守台に登りました。高さはそれほどでもないです。奥に見えるのが坤櫓。

明石城土塀

明石城の二つの櫓をつなぐ土塀の裏側はこんな風になってます。

明石城土塀裏

土塀の裏に木造の通路ができていて高くなっているので、土塀越しに明石市や明石海峡が見渡せます。中央の巽櫓(たつみやぐら)の右手は明石大橋。

明石城高石垣

高石垣を見下ろしたところ。けっこう植物が繁茂してます。

明石城巽櫓

巽櫓側から本丸を下りて、三の丸に戻ります。どこからみても絵になる櫓です。

明石城 武蔵の庭園

明石城庭園

庭園跡がありました。剣豪宮本武蔵が設営に関わった庭園ということで「武蔵の庭園」と名付けられてます。

明石城庭園

池の水は茶色でした。澄んだ水だったらもっと綺麗だったでしょうに。

明石城庭園

庭園跡、かなり広いスペースでした。

明石城太鼓門

明石城大手門

11:40 裏手の駐車場から来たので、来るのが一番最後になりましたが、太鼓門跡。明石城の正門です。ここからも二つの櫓が望めます。

明石城内堀


大手門横の堀。滔々と水を湛えてます。城の規模と同じように堀も広いです。

明石城 100名城スタンプ

明石城サービスセンター

明石城の100名城スタンプは太鼓門横のサービスセンターにあります。カフェが入った建物の中です。

明石城100名城スタンプ

100名城スタンプはサービスセンターの廊下に置いてありました。「ご自由に押してください」方式。

明石城100名城スタンプ

明石城の100名城スタンプ。太鼓型の枠に坤櫓と巽櫓の2基の三重櫓が並ぶデザイン。これぞ明石城という光景です。インクの色は赤です。

明石城 御城印

明石城御城印

明石城の御城印はサービスセンターの窓口で買えます。1枚300円です。

明石城御城印

和紙っぽい上質な紙に「日本百名城 現存三重櫓 明石城」と書かれた御城印。日付は自分で書き込む形です。

「明石城」の文字は、初代藩主小笠原忠政の筆跡。家紋は上が小笠原家、下は越前松平家のものです。

まとめ

2023年9月26日、明石城を訪れました。とても広い縄張り。現存する高石垣とその上に残る三重櫓2基と、それをつなぐ土塀が見事。本丸からは明石海峡や明石大橋が望め、眺めもすばらしかったです。50分ほどの滞在でしたが満足度の高い登城でした。

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資格リッチ
都内に勤めるサラリーマン。 ”モテ資格探求家”として人生にモテる資格を求め90以上の資格を取得。 100名城登城、御朱印集め、モーターボート、グルメ、モデラー、ガジェット収集、筋トレ・ヨガなど趣味多数。 20代から資産形成にも取り組む。インデックス投資を軸として世代平均を大きく超える成果も実現。 都会(東京)と田舎(安曇野市)に二拠点を構え、ライフ・シフト後の生活スタイルを試行中。 資産形成する資格マニアの日常を綴ってます。