学びと投資で豊かになるブログ。今回は学び。紙書籍をPDF化する自炊を、いまどき風にバージョンアップしてみました。
紙書籍をPDF化する
最近本を買う基準は「電子書籍かどうか」だったりして、新たに紙の本を買うことはだいぶ減りました。過去買った本も、裁断してスキャナで読み込ませてPDFにする、いわゆる”自炊”をいう手段で減らしたので、本棚から本がずいぶん少なくなくなりました。
前回自炊してから1年以上経って、また少し紙書籍も溜まってきたので、久々に自炊をしてみました。1年経つといろいろ環境も変わってくるので、その当たりを踏まえ、記事にしました。
PDF化は業者に頼む

今回PDF化する本はこちら。18冊ほど。
紙書籍をPDF化するのに、裁断機とスキャナを自分で用意して、自宅でPDF化する方法があります。私もこのためにスキャナ(ScanSnap)を買いました。いまだとこのくらいのスキャナが便利です。
裁断はKinko’s(キンコーズ)などで有料で請け負ってくれるので、これを利用することが多かったです。
ただある程度、本の量があると費用対効果が悪いので、業者に頼むことにしてます。本を箱詰めして送ると、業者で裁断してPDF化して納品してくれます。裁断した本は処分してくれるので、めんどくさいのは最初の箱詰めくらい。ここ2,3年はもっばらこの方法。

私が利用するのは電子化ドットコムという会社。福島の会社で、福島を応援する気持ちもあります。今回もこちらを利用しました。
350ページ以下の本(だいたいの本が該当します)は1冊150円でPDF化してくれます。有料オプションのOCR処理(PDFで文字検索できるようにする)が1冊100円。こちらも選択するので、350ページ以下の本は1冊あたり250円での依頼となります。
ちなみに今回18冊のPDF化依頼しました。こんな発注になりました。
商品名 | 数量 | 単価 | 小計 |
スキャン 350ページ以下 | 14冊 | 150円 | 2,100円 |
スキャン 600ページ以下 | 3冊 | 250円 | 750円 |
スキャン 800ページ以下 | 1冊 | 350円 | 350円 |
有料オプションOCR処理 | 18冊 | 100円 | 1,800円 |
合計 | 4,950円 |
18冊で約5,000円。これに宅急便代が掛かります。宅急便はスマホで宛名作成が便利。送料の割引もありますよ。
PDFの圧縮は自分でする
電子化ドットコムにはPDFのサイズを小さくする有料オプションもあります。こちらは1冊100円。これは自分でできることに気がついたので、自分でやって節約。
Webで”PDF 圧縮”で検索かけると、いくつかのサイトがヒットします。PDF本家のAdobeでも圧縮できるサイトがありましたが、ちょっとお試ししたらすぐ月額のサブスクに案内されたので、却下。
I♥PDFというサイトが、無料でPDFを圧縮させてくれるので、今はここを利用してます。(有料メニューもあるので、大量にPDFを扱う方は、そちらを申し込んだ方がよさそうです)

温泉ソムリエのテキストを圧縮してみたところ72.41MBが28.45MBと61%も小さくなりました。これはディスク容量の節約に助かる!

iPadのGoodNotes 5に取り込む
PDF化した本を私はiPadに取り込んで、どこでも読めるようにしています。

いままでPDF化した本はiPadの”i文庫HD”というアプリに取り込んでいました。PDFのページめくりを紙の本のようにめくるのを再現した、芸のこまかいPDFリーダーです。スクショはi文庫HDで温泉ソムリエのテキストをめくっている図。
今どきは”GoodNotes 5”というメモアプリに取り込むのが流行りのよう。最近、iPad系YouTuberの動画を見てiPadの使いこなしの知識をアップデートしています。いまは何でもYouTubeで学べるんですね。

GoodNotes 5にPDF本を取り込めば、マーカーや手書きメモも紙の本以上に自在。消すことも可能。なので、知識を定着させる読書術が実現できます。

スクショは温泉ソムリエのテキストの「美肌の湯」の章を蛍光ペンでマークアップしてみたとこ。モテ資格探究家としては忘れてはいけない知識です(笑)
GoodNotes5 はPDF自体の加工も簡単。空白ページを削除したり、特定ページの書き出しなんかもできます。買い切りアプリなので、毎月課金するサブスクのようなことはありません。iPadとiPhone間はiCloud経由で自動同期。iPhoneでもPDF化した本を読むことができます。いまどきのiPadの定番アプリです。
まとめ
紙書籍をPDF化してiPadで読む方法、いかがでしたでしょうか。2021年版はこんなところがバージョンアップしています(主に私のなかで)。
従来
本をPDF化→iPadに取り込み→閲覧
2021年版
本をPDF化→PDF圧縮→iPadに取込み→書込みで知識定着
宅急便の送り方も、スマホで宛名が作れたりキャッシュレスになったりして、スマートになりました。なによりiPadの進化がすごくて、いろんな可能性を感じました。ツールの知識のアップデートも大事ですね。
紙の本はほとんどPDFにしたので、次に自炊するのは2,3年後かもしれません。そのときはさらに環境は変わっているかも。進化を学ぶって楽しいですね。
本を自炊して知識をリッチに、資格リッチでした。それではまた!
いまiPad買うならiPad Air(第4世代)が性能的に最適解。カラバリも豊富。これにApple Pencil(第2世代)つければ最強。iPad mini使っているけど、2台持ちも考えてます。