日本100名城

【日本100名城】山形城〜全国有数規模の平城〜

日本城郭検定ホルダーが贈る日本100名城の旅。今回は日本100名城No.10の山形城に訪れました。想像以上に広大な平城です。山形グルメなどとあわせ、山形城の見どころをお届けします。

山形城とは

延文元年(1356)に羽州探題として山形に入部した斯波兼頼(最上家初代)が入部の翌年に築城したと伝えられ、現在の城郭は11代城主最上義光(最盛期57万石)が築いたもの原型とされています。本丸、二ノ丸、三ノ丸の3重の堀と土塁をもつ全国有数規模の平城で、出羽の関ヶ原合戦「長谷堂合戦」で城郭が霞で隠れたことから「霞ヶ城」ともよばれていました。現在の二ノ丸の堀や石垣は、最上家改易後、鳥居忠政により大改修されたと伝えられています。昭和61(1986)年に国の史跡に指定され、現在は都市公園「霞城公園」として、桜と観光の名所になっています。

山形城跡霞城公園 パンフレットの表書きより

山形城址は現在、霞城公園(かじょうこうえん)として利用されています。石垣と堀は残っていますが、当時の建物は残っておらず、二ノ丸東大手門や大手橋、高麗門などは平成になって復元されました。公園は広場のほか県体育館や博物館などに利用されています。

山形城へのアクセス

JR山形駅西口から徒歩10分で山形城南門に着きます。または東口から徒歩15分で山形城東大手門というルートもあり。東大手門のほうがお城の正門ですから、栄えている東口にでて、山形グルメでお腹を満たしてから登城するというのもよいかもしれません。

所在地:山形県山形市霞城町1−7
連絡先:023-641-1212(内線529/山形市まちづくり推進部公園緑地課)

山形駅

駅から歩いていけるので、公共交通機関で100名城をまわっている人にはとてもアクセスのよい城です。

山形城100名城スタンプ

山形城の100名城スタンプは二ノ丸東大手門櫓内部にあります。東大手門櫓には無料では入れます。ほかには最上義光歴史館、山形市郷土館受付窓口にも置かれています。

山形城 二ノ丸東大手門櫓

二ノ丸東大手門は東口からアクセスすると、最初に入る門です

山形城 100名城スタンプ

山形城のスタンプは赤。二ノ丸東大手門をスタンプにしています。

山形城 登城記

新幹線で山形へ(ちょっと米沢に寄り道)

現在、JR東日本のインタネットサービス”えきねっと”の”お先にトクだ値スペシャル(乗車券つき)”で新幹線が半額でのれます。利用期間は2020年8月20日(木)から2021年3月31日(水)まで。乗車日20日前の午前1時40分までの申し込みが必要です。GO TO Travelとは併用できませんが、お得すぎるのは間違いありません。

JR東日本の新幹線半額に 初めて全方面設定 在来線特急も来春まで えきねっと限定(乗りものニュース)

この半額きっぷを利用して、東京発6:48分のつばさで山形へ。きっぷは山形までですが、上杉神社に寄るため、私は米沢で下車しました。米沢下車時点で前途無効ですが、東京〜米沢を普通に買うより安いので。米沢滞在は別記事で書くかもです。

米沢駅のポスター

続日本100名城に選定されている上杉神社(米沢城址)を見たあとは、11:05米沢発の新幹線で山形へ。米沢〜山形の移動は在来線のつもりでしたが、在来線は結構待つことになるので、新幹線移動を選択しました。

山形駅に11:37分着。

昼食 山形肉そば

山形には山形城のほかにもう一箇所行きたい場所が。”山寺”という名所が山形にはあります。芭蕉が「閑さや岩にしみ入る蝉の声」を読んだ場所です。山寺行きの電車は12:56山形駅発の次は1時間後。山形市内の滞在は1時間ちょっとが良いと判断。幸い山形城址は近いので、可能そうです。まずは山形グルメで腹ごしらえ。

山形には山形肉そばというソウルフードがあります。秘密のケンミンSHOWで知った知識ですけど。この”そば”は日本蕎麦。温かいそばみたいな外見で、実は冷たいつゆに入っています。具は歯応えのある鶏肉(親鳥を使用)とネギがメイン。つゆは鶏だしで、脂が固まらないまま、冷たく美味しく食べられるのが特徴とのこと。これを食したく、駅チカの山口精肉・製麺センターをいうところを見つけて入りました。

山形肉そば

これが山形肉そば。温かいのもできるようですが、王道の冷たいやつです。ラーメンみたいにも見えますが、日本蕎麦。見た目シンプルですが、つゆをすすると、じわっと肉の旨味。しかも油っこすぎずあっさりとした感じで、何度でも飲みたくなるつゆです。冷たいのもいい感じ。これに歯ごたえある鶏肉と蕎麦を合わせてすすり込むと、なんともいえぬ旨さです。他県民でもくせになる味でした。

山形城南門

食べ終えて12時。さて本題の山形城です。東口に出たのならそのまま東大手口に向かえばよかったのですが、「霞城公園は西口が最寄り」と思い込んでいたので、駅を通り抜けて、西口から霞城公園に向かいました。初めての人には歩く距離が短い西口からのアプローチが分かりやすいです。

山形城南門

徒歩10分なので、道に迷うこともなく、ほどなく南門が見えてきます。門といっても、石垣が残るのみですが、城好きは十分心弾む眺めです。

南門を受けると体育館など現代の建物が目に入ります。だだっ広い敷地でどこにむかえばよいか分からなくなりましたが、とりあえず100名城スタンプのある二ノ丸東大手門のほうを目指します。

本丸一文字門

山形城 本丸一文字門

二ノ丸東大手門に向かって歩いていると、見えてくるのが本丸一文字門の石垣です。

山形城 本丸一文字門

本丸一文字門の正面に回り込んだところ。

本丸一文字門

この本丸一文字門は平成26年に復元されました。ん、なにげにこの城内の広さ、まわるだけで30分以上かからない?ちょっとペースをあげて、大手門へ向かいます。

最上義光(もがみよしあき)騎馬像

最上義光騎馬像

二ノ丸東大手門の側に最上義光(もがみよしあき)騎馬像があります。山形に来て感じたことは、山形の人にとって最上義光公は英雄だということ。いろいろなところで最上義光公を称えるものを見かけます。歴史好きでも他県民からすると伊達とか上杉に比べるて印象が薄いので(失礼)、今回の旅で最上の印象が変わりました。

二ノ丸東大手門

二ノ丸東大手門

二ノ丸東大手門がこちら。門の上の建物の中が資料館(無料)になっていて、そこに100名城スタンプがあります。

山形城 100名城認定証

資料館のなかには日本100名城の認定証もありました。

東大手門

二ノ丸東大手門から完全にでたところ。この時点で12時40分。東大手門から駅まで15分なので、なんとか山寺行きの電車に間に合いました。山形城址滞在時間はだいたい30分。これだと城址の半分は歩いておらず消化不良な感じでした。

まとめ

山形城、駅チカなので100名城チャレンジャーには助かります。平城なので城址内でアップダウンもないのですが、想定外なのはその広さ。公園内一周約1.4km、面積約35.9ha。地方の城ということで、もっと小さいサイズと侮っていました。ゴメンナサイ。

実は山寺から帰ってきて、もう一度霞城公園にもどって、公園内を一周して味わい直しました。ゆったりとした時間が流れています。山形市民の憩いの場となっているのを感じました。

おまけの山形グルメ

食いしん坊なので、山形に来たら山形のものを。この日もお腹いっぱい食べました。

冷やしラーメン

山形B級グルメとして有名なのが冷やしラーメン。3時のおやつに、冷やしラーメンの元祖といわれる栄屋本店で食べてきました。冷やしラーメン800円。

普通のラーメンに見えるけど、スープには氷が浮いています。麺もスープも冷たい異色作。

芋煮

山形といえば芋煮ですよね。山形県内でも地域毎に味付けが違うそうです。

とりあえず山形グルメを食べたくて、駅チカの居酒屋に入って帰りの新幹線の時間まで一人で飲み食いしてました。入ったのはチェーン店の”花の舞”ですが、山形名物を安く提供してましたよ。お一人様用の個室で気楽でした。写真はお一人様用の芋煮鍋。ほんとは里芋は得意でないんだけど、美味しかった!

ABOUT ME
資格リッチ
都内に勤めるサラリーマン。 ”モテ資格探求家”として人生にモテる資格を求め80以上の資格を取得。 100名城登城、御朱印集め、モーターボート、グルメ、モデラー、ガジェット収集、筋トレ・ヨガなど趣味多数。 20代から資産形成にも取り組む。インデックス投資を軸として世代平均を大きく超える成果も実現。 都会(東京)と田舎(安曇野市)に二拠点を構え、ライフ・シフト後の生活スタイルを試行中。 学びと投資でサラリーマン・OLが豊かになる術を綴ります。