セミリタイヤ

会社の新人事制度でモヤっとしている話

会社の新しい人事制度を聞きました。アラフィフにもなると、職場環境の変化の話はキツくなってきます。

会社の新しい人事制度

書いても差し障りのないレベルで聞いたことを挙げてみます。

■スター人材の優遇
 会社に大きな利益をもたらす分野は社内外問わず人を募集。
 優秀な人材は給与等、破格の待遇。

■給与は職責で決定
 給与は課長、部長といった役職で決定から、果たしている内容で決まる。
 年功序列的賃金体系の排除。

■外部人材の活用
 優秀な人材はガンガン外から雇いれる。

■社員に成長の機会を与える
 自発的に学ぶ環境を提供。

■社外転身はご自由に
 務まらないと思ったら、辞めてくれていいですよ。

挙がっている施策は、会社が生き残るためのものとしては納得できるものです。株主や外から企業をみる人なら、好ましく思う改革でしょう。成果を出さない社員や管理職の給与をビシバシ下げることができるし、やる気のある人材を社内だけでなく社外から積極的に登用する先進的(海外では当たり前かな)な施策ですから。

そんなに優秀な人ばかりじゃないからね

中の人として思うのは、トッププレーヤーはごく一部。パレートの法則を引き合いに出せば、できる人2割(会社の求める基準なら1割以下かな)、普通とそれ以下の人が8割。8割の人は仕事がやりがいで働いているのでなく、生活のため、つまりライスワークです。2割のトッププレーヤーを厚遇するならば、のこり8割はこの人事制度で給料下げる気満々なんだろうなぁという意図が透けて見えます。ちなみに私も8割に属する方ですけど。

それにどんな評価軸にしても、結局評価するのはラインの上の人。相性や好き嫌いで結局左右されるのは従来どおりでしょう。

上のようにネガティブに思うのは、近年の利益の絞り上げや諸々の社内制度に雁字搦めにされて疲弊しちゃったから。あと今の上司と相性悪いから。

もともと私個人は勉強好きだし、向上心もあるほうだと思っているんですけどね。結構スレちゃいました。「百姓と菜種は絞れば絞るほど」と言うけれど、サラリーマンもだね、と感じてます。ブラックな会社というわけではないのですが、ホワイトぶろうとしようとして、無理がたたっている点も。

新しい人事制度下でどう生きるか

ネガティブな感じで書いたけど、基本的には会社の方針は間違ってないとは思ってます。組織は改革していかないとダメになっていくだけ。ただ会社が社員を選別できるように、社員も会社を選べるってことが大事。その視点をもって自分を磨いていることと、ローンや教育費を人生の人質に取られないように経済的基盤を確かにするマネーリテラシーを身につけることが必要だと思います。

私はもともとFIRE(Financial Independence & Early Retire)で早期退職を志向しているので、大きくやることは変わりません。新人事制度がどのように自分に影響あるかを見届けた上で、無理がありすぎるならアーリーリタイア敢行ということです。経済的基盤を作る準備はほぼ間に合ったので、あとは踏ん切りとリタイヤ後にやることと家族の理解があれば。

個人的には早期退職者募集で有利な条件が出てきた時に、同僚の同情かいつつ円満退職が理想形で狙っていたんだけど、今回の制度導入でどうなるかな〜。

感じているのは結局こんなことかなぁ。ガンダムだけでなく、ジムを大事にしてって。

ABOUT ME
資格リッチ
都内に勤めるサラリーマン。 ”モテ資格探求家”として人生にモテる資格を求め90以上の資格を取得。 100名城登城、御朱印集め、モーターボート、グルメ、モデラー、ガジェット収集、筋トレ・ヨガなど趣味多数。 20代から資産形成にも取り組む。インデックス投資を軸として世代平均を大きく超える成果も実現。 都会(東京)と田舎(安曇野市)に二拠点を構え、ライフ・シフト後の生活スタイルを試行中。 資産形成する資格マニアの日常を綴ってます。