島根旅行で日本100名城No64、島根県)松江城を訪れました。現存天守閣で国宝の城、来れて幸せです。
松江城 :10:30-12:10
塩見縄手散策:12:10-13:20
食事 :13:20-14:10
堀川めぐり :14:10-15:10
松江城とは
松江城は島根県松江市にある国宝の城で、宍道湖を臨む場所にあります。山陰地方唯一の現存天守。天守は四重五階、地下一階です。平面規模では二番目、高さでは三番目の規模だそう。
関ヶ原合戦の後、出雲・隠岐両国を拝領した堀尾氏により築城されました。その後、京極氏、松平氏と藩主は代わり、幕末に至ります。

松江城へのアクセス
JR松江駅からバス15分、大手前下車徒歩2分です。
僕はレイクラインという観光用の循環バス(大人200円)に乗り、国宝松江城(大手前)で下車しました。バスの中で1日乗車券500円も売っているので、3回乗るつもりなら、1日乗車券がお得です。

松江城100名城スタンプ
100名城スタンプは天守内の受付でもらえます。スタンプは緑色。天守がデザインされています。

松江城御城印
今回から御城印も集めることにしました。100名城スタンプと同じ受付で買うことができます。300円です(100名城スタンプは無料です)。松江を治めた堀尾氏、京極氏、松平氏の家紋ですね。

松江城 攻城記
レイクラインのバスを降りると見えてくるのが松江城。想像以上の大きさに正直驚かされました。天守のあるお城は天守写真を見せられるので、そこからサイズがあんまり大きくない気がしてしまうんですよね。こんなに大きな堀を構えた、広大な城だとは。これからの攻城が楽しみです。

天守方面へ
松江城入り口。

高い石垣。この向こうにある天守に期待が膨らみます。

階段で二の丸方面にあがります。

松江神社
階段上がると松江神社があります。家康の孫、松平直政などを御祭神としています。

ご利益に「縁結び」とありました。松平氏でなんで「縁結び?」と思いましたが、「葵の御紋の葵がハート型に似てるからじゃない?」とは妻の弁。
御朱印を頂きました。確かにハート型だ(笑)

天守のあるところまで上がってきて、入場券を買います。買ったのは「3館共通入場券」。天守のほかに小泉八雲記念館、小泉八雲旧居に入れて1090円です。同じ3館共通券で武家屋敷に入れるタイプのものもありました。

天守前ではおもてなし武将がお出迎え。他にも何人かいて、一緒に写真に写ってくれたりします。

松江城 天守内へ
これが四重五階、地下一階の天守。江戸時代から残っているものですね。

入って目にするのが地下室。天守内に地下室、そして井戸がある珍しい城です。日本城郭検定でよく出るとこです。


天守の中はかなり広い。過去行った城のなかでも広さはかなりのモノ。

階段。広さがある分、他の現存天守に比べ急ではない気がします。

最上階。宍道湖が臨めるよい眺望です。

平成27年に国宝認定されたときの国宝指定証が飾られています。

松江城山稲荷神社
天守を出て、松江城の敷地を突っ切る感じで裏に抜けていくと松江城山稲荷神社があります。
小泉八雲がお気に入りだったという神社。狐の像がたくさん奉納されています。社務所は開いてなかったので、御朱印をいただけるかは不明。

松江城周辺(塩見縄手)
松江城を通り抜ける形で、裏側のお堀沿いは「塩見縄手」と呼ばれる城下町跡。堀沿いをぶらり散策するのがいい感じです。

小泉八雲記念館
3館共通券で入れるところの1つ。個人的には感心ないところでしたが、妻が文学系大好きなので。展示品は充実。ラフカディオ・ハーンが小泉八雲になるまで、そしてなったあと、面白く見れました。

小泉八雲旧居
こちらも3館共通券で入れるところの1つ。正直、八雲がここに住んだ期間の短さに驚きましたが。

堀川めぐり
食事をしてからやったのがこれ。松江城を囲む堀を50分かけて船で周遊する「堀川めぐり」。夏に涼し気でよいと思います。これは先の3館共通券を提示すると1500円のところ、団体割引の1300円で乗れます(ここ大事)。

船の中はこんな感じ。狭い橋の下を通るときは、なんと屋根が下がります。乗客も伏せるます。

ジャングルクルーズの趣きも。ちなみに船はモータボートです。

船から石垣にアプローチも。

まとめ
松江城、立派でした。素晴らしい!
天守がある城は「城を見た」って感じになります。天守も石垣も堀も立派。天守から眺める宍道湖もいい感じ。お城の周りの塩見縄手も風情あります。堀川巡りもとてもおすすめ。誰もが納得の「THE お城」だと思います。