私の趣味である日本100名城チャレンジ、2泊3日で南九州を中心に旅行しました。宮崎県)飫肥城⇒鹿児島県)鹿児島城(鶴丸城)を訪れたあとは、熊本県人吉城に訪れました。日本100名城No.93に認定されています。
鹿児島から人吉へ
熊本県人吉は、急流で有名な熊本の球磨川流域に栄えた城下町。司馬遼太郎が「日本でもっとも豊かな隠れ里」と称したところです。
16時38分鹿児島中央駅発の九州新幹線で新八代へ。そこから新八代⇒八代と乗り継いで、肥薩線 で人吉へ。19時12分着ですので約3時間の移動です。鉄道マニアの間では有名らしいのですが、その話題は次の記事で。人吉には一泊して、翌朝、人吉城を見たら立つ計画です。

人吉駅でみつけたオブジェ。努力⇒人吉⇒合格 にみえるけど・・・

金の棒を足すと、「人吉」が「大吉」に。
人吉を流れる球磨川です。

人吉城
人吉城は、中世期から明治維新までおよそ700年という長い期間を治めた、相良氏の居城。これだけ長い期間、一つの土地と同じ一族が治めるというのはあまりないようです。
人吉の滞在時間はあまりとれないので、明日の下見をかねて夜の人吉城を訪れてみました。球磨川沿いに建つ人吉城。綺麗にライトアップされています。

同じ場所を朝訪れました。ちょっと霧がかかっていい感じ。


なんとこの日は「ひとよし温泉春風マラソン」の日。人吉城跡はその会場となっていて、人であふれています。スタンプ設置場所の人吉城歴史資料館は女子更衣室に。これにはまいった。

なんとか不審人物扱いされずにスタンプはゲットできました。

人吉城は45万平方メートルとサッカーコートが約63面つくれる広さがあります。そこに集まったマラソンランナー。人吉城の写真をとる余裕もなく、早々に退散しました。

青井阿蘇神社
人吉で人吉城とともに訪れたかったのが、青井阿蘇神社。806年創建、1610年造営の建物は国宝です。早朝参拝して、御朱印もいただくことができました。

人吉温泉
人吉といえば人吉温泉という温泉地でもあります。温泉ソムリエの私ですが、旅費節約のため、今回は旅館ではなく「サン人吉」というビジネスホテルを利用しました。ホテルのフロントさんと会話したら提携している「おおがの湯」という温泉を紹介してくれました。200円で入浴できてお得。聞いてみるもんですね。
人吉グルメ
球磨川といえばイメージするのは球磨焼酎。お酒は強い方ではないですが、「繊月」と「山河」という地元の酒蔵の焼酎を人吉滞在記念に飲みました。地元で飲むお酒はやっぱり美味しい!

人吉滞在まとめ
お城に温泉に神社に、それらすべて包み込むような球磨川の流れ。「豊かな隠れ里」と称されたのが分かるよいところです。ゆっくり何もしない休暇を過ごすためにまた来たいと思いました。
あ、そういえば、人吉市へのふるさと納税は、球磨焼酎「繊月」のお礼があるみたいです。