今日はTOEIC公式の模擬試験を受けました。TOEIC主催のETSがYouTubeを使って本番さながらの内容で行う模擬試験。自宅で受験できます。
TOECI模擬受験 体験談
試験前
試験の問題用紙と解答用紙は事前に公式サイトからPDFをダウンロードして印刷しておきます。
試験は12時55分からYouTubeの公式チャンネルで配信されます。通常の試験と大きく印象が違ったのはチャット欄があったこと。普通試験前というのは沈黙の時間ですが、チャット欄が開いていたおかげで、全国の受験生のつぶやきが流れてほっこりしました。緊張している人、目標得点を宣言する人、TOEICってどんな試験か聞く人など様々。同じ試験を戦う仲間同士の連帯感がそこにはありました。
私が確認したところでは試験開始時点で1.6万人くらいのYouTube視聴者数でした。
試験開始直前
試験開始の12時55分になっても、画面が変らず。チャット欄にはサーバダウンなどを心配する声が流れます。2分くらい経過したころから画面が変わったと報告するチャットが増えてきます。F5キーでブラウザを最描画すると始まったという人も。私は特にパソコンを操作することもなく、2分後くらいに自動で試験の映像が流れ始めました。
流石に試験中にチャットが流れていると集中できないので、YouTubeを全画面モードにしてチャット欄を消しました。チャット欄を消せなかった人は結構試験に影響あったのではないかと心配します。
試験中
試験が始まったらひたすら解くのみ。とはいえ、私の実力では聞くのも読むのも十分できないので、半分が勘頼り。今なんていった? Aかな、Bかな、Cかな・・・。ESPカード(超能力のテストとかに使われるやつね)を透視して、正解を当てるような気分になります。
どんなに分からなくてもリスニングは強制的に問題が流れていくのでペース配分をする必要がありませんが、リーディングの75分は自分次第。
YouTubeの画面は75分のカウントダウンの時計が表示されます。リーディング100問を75分で解き切る力はないので、あとの長文読解の難しい問題は捨てる方針で臨みました。今回は100問中ラスト25問は時間切れですべて”B”をマークして終了しました。
TOECI模擬受験 自己採点
回答と参考スコア換算表は10分のインターバルを空けて、15:15からYouTubeで流れます。自己採点してみました。
セクション毎の正答率
上が実際の回答用紙。公式サイトからPDFをダウンロードして印刷したもの。下が自己採点結果。
パート | 出題形式 | 問題数 | 正解数 | 正答率 |
Part1 | 写真描写問題 | 6 | 6 | 100% |
Part2 | 応答問題 | 25 | 12 | 48% |
Part3 | 会話問題 | 39 | 23 | 59% |
Part4 | 説明文問題 | 30 | 17 | 57% |
Part5 | 短文穴埋め問題 | 30 | 22 | 73% |
Part6 | 長文穴埋め問題 | 16 | 9 | 56% |
Part7 | 読解問題 | 54 | 29 | 54% |
Part1の全問正解は奇跡。分からない問題、自信のない問題もあったので、全問正解は予想外。幸先のよいスタートでした。
Part2は全パートで一番低い正答率で48%でした。
Part7は正解率54%でしたが、自力で解いた問題に限定すると28問中19問正解。正当率68%。意外とできてる。
解かずにすべて”B”で埋めたのは25問中10問正解。正当率40%。確率的に25%程度を想定していたのに、かなり嵩上げしてもらったようです。
スコア予測
素点といわれる単純に正解数を数えたのが以下の数字。
リスニング 58点
リーディング 60点
これをYouTubeで案内された参考スコア換算表に照らしてみると、予想スコアが出ます。私の場合は以下のようになりました。
リスニング 280-300
リーディング 240-260
トータルスコア 520-560
10年以上のTOEICブランクで500点超え。最後に受けた試験のスコアが確か475でした。高いときで525くらいだった気がする。
まとめ
コロナ禍で公式試験が中止となっている中、自分の得点力のベースラインが引けずに困っていましたが、今回の公式模擬試験で実力が図れてよかったです。
2月くらいからスタディサプリ1本で勉強してますが、4ヶ月の勉強で英語力が自分の最低ラインからは復活しているようで、その点も安堵しました。このまま頑張ればひとまずの目標の600はいけそうかも。調子にのって700点くらい行っちゃいたいなぁ(笑)