勤めている会社からの指示で、国家資格の”第二種 衛生管理者”を受験することになりました。
会社は常時50人以上の労働者を使用する職場には、衛生管理者を選任して配置しなければいけないのです。ある事業所でこの衛生管理者の資格保持者が足りないので、すぐに取れそうな私に白羽の矢がたったわけ。資格取得の得意アピールしているので、こんなとき会社からもモテてしまうわけですね。
ただこの衛生管理者試験、受験勉強より試験の申込がなにかと大変です。
受験申請書の入手が大変
厚生労働大臣指定試験機関である公益財団法人 安全衛生技術試験協会のサイトを見て受験のための情報を収集します。ここ、衛生管理者試験だけでなく、ボイラー技士とかクレーン・デリック運転士、潜水士など多数の試験を管轄しているところでした。
まず免許試験受験申請書を入手する必要があると分かりました。郵送で取り寄せることもできますが、近場に頒布団体があったのでそちらで入手できました。
安全衛生技術試験協会で実施している各種試験汎用の受験申請書で、36ページの冊子です。
受験資格の証明が大変
衛生管理者試験の受験資格を満たす条件はいくつかありますが、基本的に「学校の卒業証明」と「労働衛生の実務経験」のふたつをクリアするのがあります。これが意外と面倒です。
卒業証明書の入手が面倒
「学校教育法による大学(短期大学を含む。)又は高等専門学校を卒業したもので、その後1年以上労働衛生の実務に従事した経験を有するもの」。私はこの受験資格を使います。
証明するために、卒業した大学に卒業証明書を請求しました。卒業証明書の申請なんて、卒業依頼初めての経験です。私の母校の場合ですけど、インターネットで申込して、カード決済すれば郵送で送付してくれました。当然お金はかかりますが、便利な世の中です。
もちろん卒業証書でもよいのですが、試験のために原本を提出するわけにはいきません。この場合卒業証書の写しを提出しますが、「原本と相違ないことを証明する」事業主証明書を発行してもらう必要があります。これは面倒です。
実務証明の事業主証明が面倒
つづいて「労働衛生の実務経験」を会社に証明してもらう必要があります。証明書の用紙は受験申請書の冊子の中に入ってます。
これを書いて会社の総務部署に社印をもらう訳ですが、うちの会社では上司承認が必要だったり、総務に理由を説明したりとか、面倒です。
その他面倒なこと
試験手数料の払い込みが面倒
受験申請書に付属の払い込み用紙を使って、郵便局または銀行で試験手数料を払い込む必要があります。ネット振込やクレジットカード払いができず、直接金融機関まで行かないといけないなんて、いまどき面倒です。
証明写真が必要
これは資格試験の特性上しょうがないと思いますが、証明写真の添付が必要です。デジタルデータの提出とかにならないんですかね。
申請書の送付が面倒
諸々の書類を揃えたら、簡易書留で送付する必要があります。つまり郵便局に持ち込まないといけないわけ。令和の時代になって、試験申込全般が電子申請とかで、ちゃちゃっとできないものでしょうか。
まとめ
ということで、衛生管理者試験の申込に、いろいろ面倒なことを挙げてみました。主なものは以下の3つでしょうか。
・申請書の入手が面倒
・卒業証明の入手が面倒
・実務証明の事業主証明が面倒
あと枝葉でいろいろありますが。
コロナ禍でテレワークが進んで、以前であれば出社すれば簡単に済んだことがメール越しにやらなくてはいけなくなりました。いろいろな続きがどんどん電子化されてきたことを思うと、この旧態依然の試験申込が非常に面倒なものに思えるようになりました。
そんなこんなで試験申込が1ヶ月以上も進んでいません。早くこういった資格試験の申請も電子化が進んで簡単になればいいなと思ってます。
ということで、第二種 衛生管理者試験にこれからチャレンジ、資格リッチでした。それではまた!
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