学びと投資で豊かになるブログ。今回は学び。コンタクトセンター検定 スーパーバイザー試験の受験記をブログ記事にしました。
コンタクトセンター検定(通称:コン検)はコールセンターなどに務める人向けの資格。コールセンター女子との会話のネタになるモテ資格じゃないかなと受験しました(ウソ)。ホントの、今回受験した理由はこちらです。
コンタクトセンター検定 受験記
受験申込み
コンタクトセンター検定(以下、コン検)の申込みは、試験の運営しているオデッセイコミュニケーションズ(以下、オデッセイ)のサイトから行います。近くのテストセンターの受験可能な時間を探して申し込みます。私は横浜テストセンターを選びました。
オデッセイの横浜テストセンターはJR横浜駅隣接のSKYビルなのでアクセスいいです。
支払いと領収書
スーパーバイザー試験の受験料8,800円は、申込み時にクレジットカード払い。ポイントが貯められますし。
今回は会社で受験料を払ってもらうので、領収書が必要です。領収書は「クレジットカード会社が発行するご利用明細をもって代えさせていただきます」とオデッセイのサイトに書いてありました。ただPDF領収書発行依頼をすると、PDFで領収書を発行してくれます。
・PDF領収書発行(オデッセイコミュニケーションズ)
PDF領収書発行依頼をしてみました。7日以内に領収書がダウンロードできるURLがついたメールを送ってくれるそう。残念ながら即時発行はできませんでした。
試験会場
試験会場のオデッセイコミュニケーションズの横浜テストセンターはJR横浜駅隣接のSKYビルの26階。マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)試験で何度か来たことあります。26階から富士山が綺麗に見えました。
11時からの試験ですが、受付は10分前の10時50分から。11時までに受け付けしないと試験は受けられません。
- オデッセイIDとそのパスワード(事前に取得)
- 顔写真付身分証明証
- 受験票(試験の受付メール) ※なくても可
受付でロッカーキーを受け取り、荷物をロッカーに入れます。時計も外すことになっています。テストルームに持ち込めるのはオデッセイIDとパスワードを書いたメモだけ。時間になったら、テストルームに入ります。
試験時間と難易度
テストルームで自分に割り当てられたPCにオデッセイIDとパスワードを打ち込みます。PCに表示される注意事項を読んで、同意書に同意したら試験開始。コン検80問との格闘開始。
1問目から順に4択の問題を解いていきます。自信の無い問題は、後で見返すためのチェックをつけておくこともできます。事前の注意事項では4択以外の問題もでるようなことが案内されましたが、すべて4択の問題でした。
実はスーパーバイザー試験、楽勝だと思っていました。テキスト巻末の模擬問題をコン検の勉強前にやってみて、合格ラインまで得点できましたから。コンタクトセンターの実務経験なくても、社会人としてリーダークラス以上の経験をしている人なら常識問題レベル。ちょっとコンタクトセンター固有の知識を補えば満点近くなるかなと。
私は会社でマネジメント経験あるし、コン検の試験範囲であるプロジェクトマネジメントもITILもオフィスソフトもメンタルヘルスもビジネスマナーも豊富な資格取得実績から知識あり。落ちる理由がないと思っていたのですが、30問とき終わったくらいから結構焦りが・・・。意外と自信をもって回答できる問題が少ないんです。もしかしたらもしかしてと、マウス握る手に汗が滲みます。
理由は単純な知識問題が少ないから。オペレーターの指導や、トラブル時の対応とか、正解は2択くらいまでには絞れるけど、最後の絞り込みで常識的にはどちらも良さそうに思える問題が多いのです。多分テキストの該当箇所みてもきっと分からないやつ。
ということで、80問解くのに60分かかりました。見直しを全問かけて30分。見直しで回答を変えた問題は2問ほど。90分の試験時間を使い切りました。30分くらいで解き終わって、退出を夢想してたんですが現実は甘くなかった。ということで、私のなかでのこの試験の難易度は「易」から「並」に変わりました。人のマネジメント系はホントは正解がないから難しいよね。
印象の強かった問題
試験問題を漏らすことはできませんが、印象を話すくらいはよいでしょうか。
印象の強かった問題1
モヤッとして覚えている問題がこれ。「繁忙期にオペレーターが休暇申請してきた」という問題で、選択肢が「却下する」、「変更させる」、「承認する」「承認するけど代わりを探させる」の4つ。
「却下する」というのは常識的にないとして、「変更させる」は微妙、でも現実的にはあるかも。「休みを承認する」と「休みを承認するが、代わりを探させる」の2択で悩みました。「探させる」って主語は休みの申請者に?それとも別の人? 休みの申請者に代わりを探させるって罰ゲームみたいのはまずいと思うし、それはスーパーバイザーの仕事じゃないの?、「代わりを探す」だったらそれを選ぶんだけど・・・
印象の強かった問題2
1問解いて次の問題に進んだら、まったく同じ問題が出てきてビックリしました。よくみたら、ケース設定が同じで下の方に3行くらいの設問がついてて、そこが違う。ぱっと見同じ問題で、設問が違うというセットが、3セットくらいありました
印象の強かった問題3
単純知識問題が少ないと書いたけど、「I○Rとはなにか(○部分は英語1文字)」という単純知識問題がでました。あいにく覚えてなかったけけど、勘であてました。
印象の強かった問題4
コールセンターのサービスの特性(無形性とか同時性とかいうやつ)で、○○性を答えさせる問題が2問ほどありました。正解できたかどうか自信ないや。
印象の強かった問題5
個別の問題ではないですが、テキスト巻末の模擬問題そのまんま出題、というのはほぼなかったはず。同じと思ったのは1問くらいかな。
試験結果は?
試験結果はその場でパソコンに表示されます。
結果は合格。単純な正当率ではなくて200〜800の評価に変換されて、500以上なら合格。私の評価得点は649で合格でした。大丈夫とは思っていたけど、結構緊張しました。
1.コンタクトセンター戦略・監査 71%
2.カスタマーサービス 64%
3.運営 96%
4.構築 100%
5.ベース 76%
2021年、1つ目の資格取得は無事クリアです。
まとめ
コンタクトセンター検定スーパーバイザー資格試験、無事合格しましたが、予想よりだいぶ難しかったです。人のマネジメントという絶対的正解がない問題は、出題者が正解と思うものが正解。これを知るには過去問が最適ですが、コン検は過去問集がないのが痛い。出題者がどう答えさせたいか、を考えながら解きました。テキスト付録の模擬問題の回答文などが、その糸口になります。
予想より難しくて焦りました。
間違えられないという、本番の緊張感もあったのかな。
印象に残った問題を上に5つのほど挙げたので、参考にどうぞ。あと本ブログのコン検勉強記事も参考にしてください。
・コン検 カテゴリーページ(資格リッチ・ドットコム)
ということでコンタクトセンター検定試験を受ける人の合格を祈っています。資格取得で学びをリッチに、資格リッチでした。それではまた!