日本100名城

日本100名城 登城ログ 愛媛県)宇和島城

旅する資格マニア、日本城郭検定ホルダーが挑む日本100名城の旅。今回は2022年5月28日に訪れた、日本100名城 No.83 愛媛県)宇和島城の登城ログです。

宇和島城
宇和島城

宇和島城とは

宇和島城は、藤堂高虎が慶長元年(1596)から6年を費やして築いた城である。築城時には、リアス式海岸の宇和海の最深部に位置する、中世城郭板島丸串城の地が選ばれた。高虎移封後、冨田氏を経て伊達政宗の庶長子秀宗が入り明治まで続いた。伊達氏2代のときに居館と藩庁機能をもつ御濱御殿がつくられた。御濱御殿の一角には幕末に池水回遊式庭園の天赦園がつくられ、現在見学できる。高虎創建の天守は望楼型であったが、寛文6年(1666)に建てられた2代目天守は層塔型で、千鳥破風は唐破風などに飾られた装飾性の高いもので、これが現存する天守である。

日本100名城 公式ガイドブックより

宇和島城へのアクセス

JR松山駅から予讃線の特急「宇和海」にて約1時間25分でJR宇和島駅へ。宇和島駅から徒歩20分で上り口。上り口から天守まで登り道を徒歩約15分で天守に着きます。

住所:愛媛県宇和島市丸之内1
連絡先:0895-22-2832(宇和島城天守)
公式サイト:https://www.city.uwajima.ehime.jp/site/uwajima-jo/ujoushiro.html

宇和島城 登城記

宇和島城へは愛媛二泊三日の家族旅行の二日目に、一人で向かいました。この日は、1日で日本100名城の宇和島城と大洲城を巡る強行軍です。

宇和島へ

JR松山駅

11:27 JR松山駅発の特急「宇和海」で宇和島へ。家族旅行の関係から、思いのほか松山からでるのが遅くなりました。1日で2城まわって、ホテルの夕食の時間に間に合うか!

アンパンマン列車

JR松山駅では同じ1番線のホームから「高松行き」と「宇和島行き」という全く正反対に向かう列車が、ほぼ同時刻に発車するという、よそ者にはまったく優しくない仕様。1番線でも並ぶが場所が違うのです。駅員さんの言葉をちゃんと聞かなかったら、乗り損ねるところでした。

宇和島行き2両編成の特急は、1両がアンパンマン車両でした。気まぐれにのってみたら、車内アナウンスをアンパンマンがしてました。もちろん想像はつきましたけどね。やっぱり大人は別にうれしくありません(笑)

JR宇和島駅

12:47、JR宇和島着。植生とか気温とか、かなり南国感あります。

松山からの出発時間が遅れたため、ここ宇和島での滞在時間は約1時間。1時間10分後には伊予大洲に向かう特急列車に乗る必要があります。乗り遅れたら、次の列車はさらに1時間後になります。

宇和島城への地図

宇和島駅の観光案内所で宇和島城までの行き方を教えてもらったら、親切に手書きのメモを作ってくれました。超助かりました、ありがとうございます!

宇和島アーケード街

駅前のワシントンヤシ通りを道路沿いに歩きます。

宇和島アーケード街

左折してアーケード街に入ります。少し歩くと、頭上に宇和島城への右折ポイントがでてきます。

宇和島城

アーケード街をでると、すぐに城山の山頂に宇和島城の天守が見えました。

宇和島市 観光情報センター

宇和島城の登り口には宇和島市観光情報センターがありました。舞踊(?)をやっていましたが、時間ないため観る余裕ありませんでした。

宇和島城 武家長屋門

これが宇和島城の登り口にある長屋門。別の場所にあったものを市が移築して、ここに置いたそうです。

天守へ

宇和島城 上り門の杖

ここから城山を山登り。長屋門横には杖が貸し出し用に置いてあります。

宇和島城への道

早速分かれ道。「距離は短いが急な石段」と「距離は長いが緩やかな坂道」。時間のない僕は「急な石段」一択。

宇和島城への道

山国育ちには、このくらいの登り、大したことないさ。

宇和島城への道

300mの登り道、山頂まであとちょっと。天守が見えてきた。

宇和島城への道

あと少し・・・。石垣が高くなってきた。

宇和島城 二ノ丸

このあたりが二ノ丸跡。

宇和島城

着いた! 本丸にはポツンと天守のみ。でもこれが江戸時代以前から残る現存12天守の一つ。超貴重な天守です。

宇和島城からの眺め

リアス式の湾を望む眺望よき。築城当時はこの城は2面が海に面した海城だったそう。埋め立てて随分海が遠くなったとのことです。真下に海が迫る宇和島城、見たかったなぁ。

天守内へ

宇和島城 天守

いざ天守内へ。

宇和島城 入場券

宇和島城の入場券。観覧料は200円です。この地方に伝わる邪気払いの「うしおに」が描かれています。

宇和島城 一階

1階はこんな感じ。天井の作りとかに古さを感じます。

宇和島城 階段

2階へ上がる階段。

宇和島城2階

宇和島城2階です。

宇和島城3階

宇和島城3階、最上階です。

宇和島城天守内部

宇和島城は障子の間を囲むように廊下(武者走り)が造られています。

宇和島城からの眺め

天守から宇和島湾の見晴らしは格別。

宇和島城

登城終わり!

山道を駆け降り、宇和島の街を走り抜け、13:59発の特急に間に合いました。

宇和島城 100名城スタンプ

宇和島城 100名城スタンプ

天守1階に100名城スタンプ置き場があります。

宇和島城 100名城スタンプ

宇和島城の100名城スタンプ。インクの色は黒。天守がデザインされています。枠は鼓のような形です。

宇和島城 御城印

宇和島城御城印

これが宇和島城の御城印(登城記念印状)。天守1階で購入できます。300円。紙は和紙。中央上の家紋は「竹に雀」。伊達家の家紋です。

宇和島城御城印3

御城印が入っていた袋に入っていたカードサイズの紙。家紋の説明が書かれています。心遣いが嬉しい。

御城印用日付印

御城印に日付印が押せます。手書きは苦手なので、これは助かりました。

宇和島城 ドラクエウォークお土産

ドラクエウォーク 宇和島城

ドラクエウォークもやっているんですけど、宇和島城は愛媛県のお土産がもらえるスポットです。

ドラクエウォーク 愛媛県のお土産(みかんジュース)

宇和島城でもらえる愛媛県のお土産は「みかんジュース」です。

まとめ

愛媛県宇和島市の宇和島城を訪れました。スケジュールの関係で宇和島滞在は1時間10分。超タイトスケジュールでしたが、城山を登り、天守をしっかり見て、100名城スタンプ、御城印、ドラクエウォークのお土産までゲットして帰ってきました。もう忙しかったですけど。もう1時間あれば、名称「天赦園」などもみたかったのです。

周りに大きさを比較するものがないためか、天守は大きく感じなかったですが、周りにもう少しなにかあれば違う印象だったかかも。でも、江戸時代から残る現存天守、残っていてくれてありがとうという気持ちです。

さて、この後は大洲城に向かいます。

城巡りで人生リッチに、資格リッチでした。それではまた!

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資格リッチ
都内に勤めるサラリーマン。 ”モテ資格探求家”として人生にモテる資格を求め90以上の資格を取得。 100名城登城、御朱印集め、モーターボート、グルメ、モデラー、ガジェット収集、筋トレ・ヨガなど趣味多数。 20代から資産形成にも取り組む。インデックス投資を軸として世代平均を大きく超える成果も実現。 都会(東京)と田舎(安曇野市)に二拠点を構え、ライフ・シフト後の生活スタイルを試行中。 資産形成する資格マニアの日常を綴ってます。