日本城郭検定ホルダーが挑む日本100名城の旅。今回は日本100名城No.54、大阪府の大阪城を訪れました。京都)二条城→大阪)大阪城→大阪)千早城と、京阪100名城日帰り旅、2つ目の登城です。(2020年10月17日の登城記事です)
大阪城とは
今の大阪城は三代目
大阪城といえば誰もが知る大阪のシンボル。豊臣秀吉が最初に築城しましたが、大阪夏の陣で炎上(大河ドラマ「真田丸」の世界ですね)。徳川秀忠がその跡地に盛り土をし、石垣を積み直して新たな大阪城を築きました。これが二代目大阪城。
この二代目、徳川家大阪城も1665年に焼失。時代は跳んで昭和6年(1931年)に復興されたのが、現在の三代目天守閣です。だから鉄筋コンクリート造で、内部にはエレベーターまであるんですね。三代目天守の外観は豊臣大阪城を模して復元されています。
大阪城へのアクセス
・JR大阪環状線「森ノ宮」駅・「大阪城公園」駅から徒歩15分
・地下鉄谷町線・地下鉄中央線「谷町四丁目」駅から徒歩15分
所在地:大阪府大阪市中央区大阪城1−1
連絡先:06-6941-3044
大阪城 登城記
二条城から大阪城へ
東京から大阪への新幹線の往復切符だけを手にでかけた100名城旅。移動中に「るるぶ」をダウンロードです。城以外にも行きたいところはいっぱいあって、考えがまとまらないまま気ままなぶらり旅。最初は京都で下車して二条城に朝登城。二条城登城記事はこちらです。
二条城を後にしたのが11時。京都観光しようかと伏見稲荷に向かいかけましたが、京阪三名城を1日で回れるかもと気が変わって大阪城へ進路変更。時間があれば大阪の山城、千早城まで狙うことにしました。
二条城から大阪城まではこんなルート。
京都市営東西線「二条城前」駅から「三条京阪」駅
↓
京阪本線に乗換え「三条」駅から「京橋」駅
↓
JR大阪環状線に乗換え「大阪城公園」駅へ。

このルートで770円、1時間15分くらいで二条城から「大阪城公園」駅に着きます。土地勘がないので、スマホの乗換案内アプリ頼りです。
大阪城 登城記

大阪城公園駅から遠くに見える大阪城。徒歩15分の距離なので、結構遠い。

飲食店のある通りを抜けて、徒歩行程の半分くらいきたところ。堀越しに見える天守。大阪城の縄張りの広さを感じます。

堀を渡って、あと少し。

着きました!徒歩15分だから駅から1キロくらいあるってことになります。

徳川の天守台の上に立つ、豊臣(風)大阪城。白地に金の細工が目を引きます。国指定登録文化財です。巨大な天守ですが、敷地が広い分、相対的に小さく感じてしまう感も。
大阪城 城内へ

券売機で入場券を買って城内へ。大人1名600円です。

大阪城エレベーターの中。撮影禁止階があるので、中の写真はほとんど撮ってません。そう言えば、世で言われる大阪城のがっかりポイントは鉄筋コンクリート造りで、中にエレベーターまであるところですね。現存天守からなにもない城跡地まで、各種城をまわっている身としては、これはこれでありかもと思うようになりました。

最上階の8階は展望台。大阪の街が臨めます。お堀も金のシャチホコもね。

大阪城8階の様子。売店とか階段とか。日本の城の中、って感じはしないですよね。

階段は手すりもしっかり完備。

大阪城の展示物の一つ。真田幸村隊と松平忠直隊の合戦のミニチュアです。
大阪城100名城スタンプ

大阪城の100名城スタンプは天守閣1階のインフォメーションセンターで押せます。先に紹介した入館料が必要なエリアです。
インクの色は緑。天守をスタンプ化したデザインです。
探したけど大阪城の御城印は無いみたいです。
まとめ
以上、大阪城登城レポートでした。鉄筋でも、未来に向けてこれだけ大きな城を残しているのは有り難いなぁと感じます。天守台だけ残る城はやっぱり寂しいですから。
とはいえ、大阪城に来るのは実は2度目なので、見るのはあっさりと。午後は千早城攻めが控えているので、広い敷地内を散策とかは見送り。目的の100名城スタンプは無事ゲットできたしね。
大阪城公園駅に向かう途中で、「たこ焼道楽 わかな」というお店でたこ焼き。大阪といえばたこ焼き、お好み焼きは外せません。熱々&中とろとろのたこ焼き、美味しかった。

城旅で心もリッチに、資格リッチでした。それではまた!