久しぶりにMacでマインドマップを書いてみました。サイトコンセプトを整理するためです。有料のMindNodeというアプリの無料版と、FreeMindというフリーソフトを試してみました。
マインドマップと私
実は私、フォトリーディングという速読術の講座を受けたことがあります。2003年に10万円ほどの口座でした(昔から意識高い系だった(苦笑))。フォトリーディングは勝間和代さんが著書「無理なく続けられる年収10倍アップの勉強法」でも紹介した本のページを脳に写し取っていくような読書法です。
この講座の中でマインドマップの書き方を学ぶので、マインドマップとの付き合いは17年。マインドマップもフォトリーディングも私は大したレベルではできませんが、なにかとに役にたっています。
マインドマップはブレインストリーミングに適した思考の整理技術。テーマを中心におき、放射状に思いつく言葉をつらつら書いて、線でつなげていき考えを深めていきます。論理的とは正反対、自由に発想してあとで纏めていく柔軟性がいいんです。すごいマインドマッパーは、手書きでカラフルで芸術的なマインドマップを作り上げてきます。きっと右脳系の人なんだろうな。
MindNodeでマインドマップを書いてみる
App StoreでMac用のマインドマップアプリを検索します。App Storeがオススメしてくるのが”MindNode”というアプリ。インストールして、サイトコンセプトを書いてみました。できたのがこちら。

それなりに使いやすい。初めてでもそれほど悩まずにこの程度は書けました。
無料ならこのまま使い続けたいけれど、お試し期間が2週間でその後は使用ができなくなって、有料版に移行しないと行けないみたい。(まだ2週間経っていないので調べた限りの結論)。あと線の色とか装飾に凝りたい場合も、有料版にして機能制限を解除する必要があります。私はちょっとした考えの整理に使いたいだけなので、装飾はなしでもいいんですけどね。
2020年4月26日追記
2週間経過しても、普通に使えました。無料版の条件が変わったのかも。
有料版は¥280/月か¥2,100/年のサブスク方式。そんなにマインドマップを書くわけではないから、使わないのに支払いだけしてる姿が想像できます。無料のマインドマップソフトを探してみました。
無料のFreeMindを使ってみる
App Storeのソフトは日本語化されていなかったり、最終的には有料になるように見えるので、ピンとくるものがありませんでした。
そういえばと、FreeMindというフリーのマインドマップアプリを昔入れたことを思い出し、起動してみました。起動すると「インターネットからインストールしたアプリだけど開きますか」といった感じのメッセージがでます。MacはApp Storeからインストールしたアプリ以外、警告するので、それが嫌でFreeMindを使わなくなったんだなぁと思いだした。
警告を無視して起動。MindNodeで書いたマインドマップを再現してみたのがこちら。

MindNodeの内容を写すだけなので、これは5分程度で作成できました。Tabキーとリターンキーで簡単に枝葉が追加できるので、メモ帳にテキストを打っているように軽快入力。Windowsのころ覚えた操作は指が覚えていました。
感じとしてMindNodeに比べ、テキストベースぽい地味なマインドマップになります。もっと装飾はできたはずですが、メニューのどこかにあるようで、直感的にはできなかったです。
FreeMindを動作させるのに、Javaのランタイム(JRE)が要ります。JREをインストールする必要があるとか、FreeMindは若干コンピュータに詳しい人向けであることは確か。
マインドマップからコンセプト画像を作る
マインドマップでネタ出ししたあと、パワーポイントを使ってサイトコンセプトを図にしてみました。それをjpegに出力したものがこちら。フォトショとかおしゃれなもの使えないのでパワーポイントを使いました。

さいごに
Macのマインドマップソフトを2つ試してみました。万人受けするMindNode、PC中級者以上向けのFreeMindというところでしょうか。
MindNodeのほうがAppStoreでAppleのお墨付きをもらっているので、なんとなく安心できますが、有料なのはネック。もう少し試してみて、圧倒的な点がなければFreeMindを使い続ける予定です。