コロナショックとも言える世界的な株価の下落が続いています。個人投資家の端くれとして、ちょっと現状と思うところを書いてみました。
コロナショックが来た
ちまたではコロナウィルス騒ぎにより、拡散の抑止のための学校の登校中止要請、会社の出勤抑止、イベントや旅行の中止やキャンセルなど、社会活動が停滞を余儀なくされています。痛ましい限りですが、倒産に追い込まれる会社もでてきたりしています。このコロナショックともいえる状況で世界の株価も大きく下落。日経平均株価も2週間で3千円近く下落するような事態になっています。

私の資産の減少状況
私も株や投資信託に結構にお金を預けているので、それなりの資産は縮小しています。大体2週間で500万くらい減った感じです。
ただそれほどダメージは受けていなんです。コロナショックが来る前から、株価の上がり過ぎが気になって、暴落がくるんんじゃないかなと覚悟してました。なのでコロナショックの前から株やファンドの現金化をしたりしてました。
それ以上に30年近くマーケットと付き合っているので、暴落は慣れているのです。ITバブル崩壊もリーマンショックも経験していますし。その時は為す術もなかったですが、今回はちょっとは準備できていたので、少しは経験値を上げていたようです。
ツイッターで投資でつぶやいている人を何人もフォローしていますが、投資を始めて2年くらいの上昇相場しか知らなかった人は結構ショックを受けているようです。これも経験。マーケットから退場しないのが大事だと思いますよ。
暴落時の処世術
過去の暴落時、私はどう対処したか。実は「何もしなかった」です。損切りさえもね。ただ見てただけ。正確には資産チェックすらせずに、目をつぶってやり過ごしただけです。
ただ積立投資派なので、自動積立はやめずにいました。そうすると数年後には前より資産が増えていた、ということが起こります。暴落は資産を増やすチャンスです。
私はファンダメンタル分析もテクニカル分析も特別なことは全然できない愚鈍な素人投資家ですが、それでも愚直に積立投資を武器にいつまでも市場に残っている。それだけでチョットとした資産は作ることができました。
今回の暴落ではちょっとした攻めも
実は不謹慎ですが、今回のような暴落は待ってました。過去の暴落のときの自分とは違い、手持ち現金が多いのです。安くなった株やファンドを買うためです。市場を予測する能力も持ちませんが、もっと株価は下がって、低迷は長期化するかもしれないと思っています。

底値を拾うことはできないでしょうが、安くなったところを地道に買って、アーリーリタイヤのための資産を増やしたいと思います。
昨年11月に書いた記事。予想以上に早く機会が来てしまいました。