神社・寺社巡り

【神社巡り】陸奥総社宮・鹽竈神社(宮城県)

宮城旅行で塩竈市の鹽竈神社(しおがまじんじゃ)を訪れました。神社検定のテキストにも掲載されている、重要な神社です。

多賀城跡から鹽竈神社へ

鹽竈神社へは公共交通機関であればJR仙石線 本塩釜駅から行くのが普通のアクセス。駅から徒歩15分で表参道の鳥居につきます。

今回私はJR東北本線の国府多賀城駅で降りて、多賀城跡を見学。多賀城跡から歩いて陸奥総社宮(むつそうしゃのみや/むつそうじゃぐう)を参拝。その後30分歩いて鹽竈神社にお参りしました。

陸奥総社宮→鹽竈神社の順で参拝するのが正しい作法らしいことと、多賀城経由で鹽竈神社に行くなら歩いたほうがシンプルな気がしたからです。30分以上歩ける健脚が必要ですが。

陸奥総社宮

多賀城跡から10分ほどのところにあります。陸奥国の国内の神社を一箇所に集めて、国司が国内の神社を一度にお参りできるようにしたところです。そのため国司が赴任する多賀城近くにあります。

陸奥総社宮 鳥居

陸奥総社宮の鳥居。陸奥総社宮と書かれています。

陸奥総社宮

鳥居の左右には合祀している神社が書かれています。

陸奥総社宮 拝殿

派手な装飾こそありませんが、しっかりした造りの拝殿です。

陸奥総社宮 御朱印

陸奥総社宮

陸奥総社宮では御朱印をいただけるようですが、わざわざお呼び立てしないといけないようなので、今回は遠慮しました。御朱印自体は陸奥総社宮のHPに掲載されています。

陸奥総社宮

鹽竈神社

陸奥総社宮からグーグルマップを頼りに歩くこと30分。通った道は塩竈街道というらしいです。

鹽竈神社の鳥居と石段

鹽竈神社 鳥居

鹽竈神社について目にするのはこの石段。長い!高い! 雪が舞ってる日でした。

鹽竈神社 鳥居

鳥居に近づいてみました。「陸奥國一宮」と書かれてます。階段に目を移すと気が遠くなりそうです。202段あるようです。

鹽竈神社 唐門

石段をのぼって唐門に到着。さすがの健脚もこれはキツかった。立て札に「国指定重要文化財 鹽竈神社」と書かれています。

鹽竈神社 拝殿

鹽竈神社

鹽竈神社の拝殿。「右宮」と「左宮」とあり、左宮は千葉県の香取神宮の経津主神(ふつぬしのかみ)、右宮は茨城県鹿島神宮の武甕槌神(たけみかづちのかみ)が祀られています。この二柱は東北を平定するために鹽竈に上陸。東北平定後は香取、鹿島の宮に帰られたそうです。

鹽竈神社 別宮

鹽竈神社 別宮

こちらは同じ境内にある「別宮」。社伝によると、鹿島・香取の神を道案内された鹽土老翁神(しおつちおぢのかみ)を祀っています。名前通り塩の神様でもあります。鹽土老翁神は香取、鹿島の二柱が帰られたあともこの地に残り、人々に製塩法を教えたりしたと伝えられています。

鹽竈神社 境内の様子

山の上の境内ですが、結構広いです。いくつか境内の写真を。

鹽竈神社 日時計


境内にあった日時計。江戸時代のものの複製です。

鹽竈神社 多羅葉


多羅葉(たらよう)の木。宮城県の天然記念物だそうです。

鹽竈神社 撫で牛


天神様にはよくありますが、ここにも撫で牛。

鹽竈神社 御朱印

鹽竈神社の御朱印

鹽竈神社の御朱印がこちら。見開きで2ページ使います。右が志波彦神社(しわひこじんじゃ)、左が鹽竈神社の御朱印。あわせて「東国鎮護」と書かれています。2ページで初穂料500円でした。実は志波彦神社、どこにあったか分からなかった・・・。

まとめ

東北の神社として外せない歴史ある鹽竈神社を訪れ、宮城旅の目的の一つを果たすことができました。鹽竈神社はもともと多賀城の鬼門を守る神社でした。江戸時代は香取・鹿島の神が仙台城を守るように左右宮は南向き、鹽土老翁神に海難を背負っていただくよう別宮は海を背に建てられてるそうです。

歴史と神社のコラボ、知識は旅を楽しくしてくれます。

ABOUT ME
資格リッチ
都内に勤めるサラリーマン。 ”モテ資格探求家”として人生にモテる資格を求め90以上の資格を取得。 100名城登城、御朱印集め、モーターボート、グルメ、モデラー、ガジェット収集、筋トレ・ヨガなど趣味多数。 20代から資産形成にも取り組む。インデックス投資を軸として世代平均を大きく超える成果も実現。 都会(東京)と田舎(安曇野市)に二拠点を構え、ライフ・シフト後の生活スタイルを試行中。 資産形成する資格マニアの日常を綴ってます。