東京から宮城に日帰り旅行をしてきました。目的は日本100名城のNo.7多賀城とNo.8仙台城の登城です。こちらは仙台城の登城記です。
仙台城(青葉城)とは
言わずと仙台の名城。独眼竜”伊達政宗”が1600年から2年間で築城した巨城です。青葉山に築かれたことから青葉城とも呼ばれます。
残念ながら明治時代に破却され、さらに昭和20年の空襲で焼失してしまったということで、江戸時代の面影を残すものはほとんど残されていません。

仙台城へのアクセス

仙台駅から観光シティバス「るーぷる仙台」を使います。仙台駅から平日は20分、休日は15分毎に発車します。仙台城は仙台駅から約20分の場所にあります。
私はるーぷるで、伊達政宗の霊屋(おたまや)瑞鳳殿→仙台城→大崎八幡宮とまわりました。
仙台城100名城スタンプ

仙台城の100名城スタンプは、仙台城内の仙台城見聞館においてあります。見聞館は城内に入ってすぐの建物。入場無料です。

これが100名城スタンプ台。

仙台城のスタンプは赤。脇櫓をスタンプにしていますが、今回脇櫓は見かけず。
仙台城 攻城記

仙台城、宮城縣護國神社も含め、1時間ほどの滞在でした。
仙台城へ

仙台城はるーぷる仙台で約20分の場所。途中、伊達政宗の眠る瑞鳳殿があるので、ここによってから来るのがおすすめ。瑞鳳殿は黒地に極彩色の装飾が施されています。さすが伊達な感じ。

るーぷる仙台、仙台城で降りると目の前には巨大な宮城県護国神社の鳥居。城にきたはずなのに・・・。

視線を移すと巨大な石垣。その巨大さは一緒に写っている歩行者と比べると分かりやすいかと。石積は精緻です。ただ仙台城で城っぽい写真はこのくらいしか撮れませんでした。
本丸跡

仙台城は上モノが残っていないので、本丸跡はこんな感じ。これまた広大だけど、なにもないのは、かなり寂しい。
あと仙台城にはもともと天守閣はありません。家康を警戒して政宗が造らなかったそう。日本城郭検定での定番問題です。
伊達政宗公像

城内には独眼竜、伊達政宗の像が。これぞ仙台!って感じです。三日月の兜といい、なんともかっこいいですなぁ。私、大河ドラマ「独眼竜政宗」のファンでした。
城跡からの眺め

仙台城は山城なので、仙台市街が一望できます。ビルが立ち並ぶ光景です。この時間帯はあいにく雨で、曇り空。のちに雪も降ってきて大変でした。

別の角度から見下ろすと、城を守るように流れる広瀬川。天然の要害な立地であることがよく分かります。
宮城縣護國神社

城内で大きな割合を占めるのが、宮城縣護國神社。明治維新移行の諸事変、戦役でなくなった宮城県人を祀る神社です。
宮城縣護國神社 御朱印

お参りしたあと、御朱印を頂きました。菊の御紋があります。
青葉城下名店街

この規模の現代的なお土産屋さんや飲食店も城内です。つまり余裕で建てられる広さということ。他のお城ではなかなか見かけない光景です。奥には青葉城資料館も。
まとめ
伊達62万石の居城跡。とにかく巨大で広いです。巨大すぎるのに、昔を感じさせるものはほとんど残っていないので、お城感がほとんど感じられないのが残念といえば残念。とはいえ、これだけのものを造った伊達政宗の力と、今も仙台の人達を見守る大事な場所であるのは感じました。