日本株

【投資】株主優待タダ取りに初チャレンジも失敗!

趣味の旅行のため、航空会社の株主優待を手に入れようと思いました。飛行機が安く乗れるようになりますから。ただ航空会社の株は高い。今回”つなぎ売り”とか”クロス取引”と呼ばれる方法で、株主優待を手にしようとチャレンジしました。

つなぎ売りとは

現物株の「買い」と信用取引の「売り」を併用して、低リスクで株主優待をゲットする方法です。クロス取引とも呼ばれます。

STEP1:権利付最終日までに現物取引で買い注文する。
STEP2:約定後に現物取引と同じ数量・同じ株価で一般信用「短期」で新規売建を発注 STEP3:権利付最終日の翌日行こうにSTEP1の現物取引とSTEP2の一般信用取引を「現渡」

参考:リスクを抑えて株主優待を獲得する「つなぎ売り」について(楽天証券)

以前からアウトラインは知っていましたが、なんがタダ取りのズルのようで、また信用取引は怖い気がしてやってませんでした。今年は気も変わってチャレンジしてみることに。信用取引も初体験。今回はJALとANAの株主優待を狙ってみます。

注:タダ取りって書きましたが、現物買付手数料、一般信用売建手数料、貸株料などのコストがかかりま。売買代金50万で大体570円(楽天証券の場合)。航空会社の株主優待で航空券が安くなる額に比べれば、十分少額と思います。

楽天証券でつなぎ売りできるか調べてみる

今回はJALとANAが購入候補。2019年は9月26日(木)までに株を購入していると、権利付き最終日という9月の株主優待が受けられます。
楽天証券にログインして、まず一般信用取引「短期」で売建ができるか調べてました。

まず第一候補のANAを調べます。「一般信用取引売建銘柄」という画面をだして、ANAを検索すると・・・

楽天証券 一般信用取引売建銘柄の検索

売建可能数量が0株!つまりSTEP2の発注ができないということ。
JALで調べても同様に売建可能数量は0株でした。

一般信用取引とは証券会社が自前の株を貸すものです。制度信用取引の「逆日歩」というコストがかからないため、安く信用取引ができます。一般信用取引の売建可能数量が0株ということは、いま楽天証券にANAとJALの信用取引に出せる株がないということ。権利付き最終日前ですからね。

カブドットコム証券とマネックス証券も使っているので、こちらで出来ないか確認してみたら、両証券会社とも僕が信用取引の手続きしていませんでした。堅実第一がポリシーだったからなぁ。

ここでJALとANAの株主優待タダ取りの野望は潰えました。

より経済的に非合理的な行動へ

ここでやめればよかったのですが、航空会社株、欲しい気持ちが高まっちゃったんですよね。今でも株価が結構安い気がして、JALの現物買い200株の注文を出してしまいました。優待確定前なんて高値掴みの可能性高いのに。投資家にあるまじき非合理的な行動です。

楽天証券 JAL現物買い注文

合理的な行動は「権利付き最終日あとの株が安くなったときに買う」か、「株取引で利益だして儲けたお金で金券ショップでJALかANAの株主優待券を買う」でしょう。賢明な皆様は合理的な行動をとってくださいね。

まとめ

初のつなぎ売り(クロス取引)による株主優待のタダ取りは、一般信用取引の売建可能数量が0株で失敗に。いつでもつなぎ売りができる訳でないということを学びました。

次回は一般信用取引の売建可能数量を早めにチェックしつつ、つなぎ売りによる優待ゲットにチャレンにしたいと思います。

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資格リッチ
都内に勤めるサラリーマン。 ”モテ資格探求家”として人生にモテる資格を求め90以上の資格を取得。 100名城登城、御朱印集め、モーターボート、グルメ、モデラー、ガジェット収集、筋トレ・ヨガなど趣味多数。 20代から資産形成にも取り組む。インデックス投資を軸として世代平均を大きく超える成果も実現。 都会(東京)と田舎(安曇野市)に二拠点を構え、ライフ・シフト後の生活スタイルを試行中。 資産形成する資格マニアの日常を綴ってます。