8月の日曜日、信州上高地を日帰り旅行しました。夏休みのトップシーズン、混み具合やアクセス方法など心配でしたが、激混みということもなく、円滑に行ってこれました。松本から公共交通機関(電車とバス)を利用しての旅行をレポートします。
上高地へのアクセス(公共交通機関利用)
松本駅を朝8時出発のところからレポートします。県外の人であれば、1泊2日の松本・上高地観光で1日目松本観光で松本泊、2日目上高地観光のイメージが近いと思います。
松本駅から上高地へは松本電鉄(電車)とバスを乗り継いで向かいます。
松本から上高地へ
松本駅でお得なきっぷを買う
松本電鉄上高地線で松本駅から新島々駅まで行き、新島々から路線バスで上高地に入ります。
松本駅内の松本電鉄の券売機では電車とバスの往復がセットになったお得な切符が買えます。アルピコ交通と表示されるので、ちょっと分かりにくいですが。これを買うと何回も切符を買わずにすむので便利。4,550円です。普通に買うと5,300円しますから750円もお得!

松本駅から新島々駅
8:00 松本駅発の松本電鉄上高地線で新島々駅に向かいます。シンシマシマ、なんか面白い駅名です。松本駅の7番線から発車します。
8:30 新島々駅着。電車の所要時間30分です。


上高地線イメージキャラクターの渕東なぎさ。”えんどうなぎさ”と読みます。上高地線のいたるところで目にします。可愛いでないか。
新島々駅はバスターミナルと一体化しています。

このバスに乗ります。電車到着の10分後、8:40発です。

新島々バスターミナル〜大正池バス停
8:40 新島々バスターミナル発。上高地まで1時間の所要時間です。
上高地へ向かうバスからの眺めは上々。

上高地にて
9:37 上高地バスターミナルでバスを下車する予定でしたが、予定を変更。上高地バスターミナルより手前の大正池バス停で下車。大正池から上高地の中心部、河童橋方面(上高地バスターミナル)を目指します。
帰りのバスは始発の上高地バスターミナル以外、途中乗車は難しいそう。上高地BT(バスターミナル)→大正池→上高地BTより、大正池→上高地BTのほうか歩く距離が短いので、このルートが最適かと。
大正池
大正4年、奥の焼岳の噴火によって川がせき止められ、一夜で出来た池。水も空気もとにかくキレイ。松本とも全然気候が違う。涼しくて、とにかく気持ちいいです。


大正池から田代池へ
大正池から上高地の中心部、河童橋方面に向う道は約3.5キロ。いろんな姿を見せて飽きさせません。
ここは林間を川が流れてます。

木製の遊歩道があるところも。


ここも大正池、と思う。底が見える透明度。

田代湿原・田代池
池というには小さい田代池。土砂でどんどん埋まっているそうです。

大正池にて。カモがこんなに間近に見えます。

大正池の周りは湿原になっています。この草の下はかなりぬかるんでいます。

田代池から河童橋へ
上高地を流れている川が梓川(あずさがわ)。梓川は日本最長の川、千曲川の源流の一つです。3キロ程度の間にもいろんな表情を見せます。



上高地銀座・河童橋
上高地の中心、河童橋。この付近は夏場の混み方から、上高地銀座とも呼ばれる場所です。周りは売店はレストランもあります。

上高地から上流を臨む。この川が山から生まれていることを感じます。

この河童橋付近を散策して、今回の上高地観光は終了。時刻は11時40分。大正池から約2時間の散策でした。さらに足を延ばして上流の明神池に行った場合、往復で2時間半くらいかかります。
上高地バスターミナル
上高地で一番注意すべきことは帰りのバスには整理券が必要ということ。実質乗るバスの予約ですが、この整理券がとれないと、上高地から帰れません。整理券は上高地バスターミナルで発行してくれます。帰りの時間に制約があるのであれば、上高地についていの一番にする必要があります。
僕が11時45分にバスターミナルで整理券をとった際には12時発のバスはとれなくて、12時40分のバスが最短でした。約1時間の待ちですが、このくらいは想定内。数時間かかるなら、明神池に行く選択肢でした。
上高地バスターミナルの建物の2階からの眺め。人の列が出来てますが、これもバス待ちの行列。(新島々行きではありませんが)

待ち時間にりんごソフト。りんごは長野の名産です。あと長野県民のソウルフードの”おやき”とかいろいろなものが、このバスターミナル周辺で食べられます。

上高地から松本へ
来たルートを戻ります。14時36分、松本駅戻りとなります。
12:40-13:45 バス 上高地バスターミナル〜新島々駅
14:06-14:36 電車 新島々駅〜松本駅
まとめ
8時松本発、14時40分松本戻り、上高地滞在時間約4時間、総トータル6時間40分の上高地旅行でした。
注意点は帰りの整理券取得をできるだけ早くすること。帰りの時間の制約が緩ければ(整理券の取得が遅くなるけど、帰りのバスの時間に融通を利かせられるなら)、大正池から上高地バスターミナルルートが歩く距離が短く見て回れて良いと思います。
夏場の上高地、長野県のいいところが凝縮されたような素晴らしい場所です。ぜひ一度訪れてみてください。