学びと投資でライフシフト、資格リッチです。今回は私が取り組んでるNISA投資の話です。
NISAで節税する
投資で節税する方法にNISAがあります。NISAは「少額投資非課税制度」の愛称。名前の通り、株式の配当金や売却益が非課税になるメリットがあります。
期間とか上限額などデメリットもありますが、節税ならば使わない手はないでしょう。
一般NISAとつみたてNISAは片方しか選べない
私がNISAを申し込んでハマったのはここ。NISAにはただ”NISA”と呼ばれる”一般NISA”と、”つみたてNISA”と呼ばれるものがあります。漠然と「”つみたてNISA”にしようと思うけど、NISA口座つくってから決めればいいか」とNISA口座申し込んだのですが、実は申込の時点で”一般NISA”にするか”つみたてNISA”にするかを決めないといけなかったんです。
長期投資家志向の私としては、”つみたてNISA”の方が好み。しかし一般NISAで口座ができてしまったので、手続きをしてつみたてNISAに変更しました。書類を出し直す必要があったので、1ヶ月は余計に時間を費やしてしまいました。
”一般NISA”と”つみたてNISA”の切り替えは1年毎に可能ですが、前述のように書類提出とか面倒なので、一度口座をつくったら替えないつもりで、慎重に決めてくださいね。
一般NISAとは
一般NISAの年間非課税枠120万円、非課税期間は投資した年から最長5年です。
よって非課税投資総額は120万*5年=600万円。投資対象は「株式」、「投資信託」、「ETF」、「REIT」。好きなものを買えます。自分で投資商品を選べる人向け。
私がNISAの最大のデメリットだと思うのが、5年過ぎた時点で持っている投資商品が買値より下がっていても精算しなければいけない点。相場の状況によっては非課税分以上に損が発生します。これが嫌で、制度が始まった時点ではNISAはやりませんでした。
つみたてNISAとは
つみたてNISAの年間非課税枠40万円、非課税期間は投資した年から最長20年です。
よって非課税投資総額は40万*20年=800万円。投資対象は金融庁が長期投資に向いてると厳選した「投資信託」と「ETF」。買える投資商品がぐっとせばまります。
投資商品は悪くないものがラインナップにあります。残念なのは年間非課税枠。40万円を12でわると、約3.3万円。バリバリ長期投資するには物足りない額ですがまあしょうがない。
私がどんなものをつみたてNISAでやっているかは、また別の記事で書きたいと思います。
個別株取引も非課税にしたい
一般NISAとつみたてNISAが同時にできない以上、つみたてNISAを選んだ私は個別株取引で非課税の優遇を受けることができません。投資の利益(これは売却益だけじゃなく配当金もです)に対する税金はなんと20.315%!
たとえば100万利益がでても23万315円は税金でもってかれます。なんか税金でもってかれるのはしゃくですよね、非課税したい!
妻名義でNISA口座を作って、私が取引することも考えましたが、いい顔されませんでした。そこで閃いたのが”ジュニアNISA”!
ジュニアNISAとは
ジュニアNISAとは19歳未満を対象にした一般NISAといえるもので、年間非課税枠は80万円。非課税期間は最大5年です。子供が投資を基本的にはできないですから、親が変わりに取引しますよね。子供の教育資金を投資で作るための制度な気がします。
デメリットはジュニアNISA口座に入金したお金は、18歳まで原則引き出すことができないこと。あとはNISA口座と同じデメリットだと思います。つまり5年で精算。
我が家のジュニアNISAの使い方
幸いにも我が家には16歳の子供がいたので、ジュニアNISA口座を開けました。
基本私が余裕資金があるときに、ジュニアNISA口座にお金を入れて、取引しています。ジュニアNISA口座までお金がまわることって、そうそうないのが実情ですが・・・。
証券会社はマネックス証券。理由は口座開いたタイミングでの私のメイン証券会社だったから。使いやすいネット証券会社だと思います。
ジュニアNISAを使ってみて
たぶんどこの証券会社も同じじゃないかと思うんですが、証券会社の口座に入金するのに、本人名義の銀行からの振込が必要です。まず私の銀行口座から子供名義の銀行口座に一回お金を入れて、そこから証券会社に振り込んで、という面倒くさいことをしないといけません。
僕はここでもハマって、子供のゆうちょ銀行の口座から証券会社の口座に振り込めなくて苦労しました。(この原因はゆうちょ銀行でキャッシュカードを作ってなかったのが理由らしい)。どうせ親がお金握っているんだから、銀行口座から直接振り込めるようにならないかなぁ。
ジュニアNISAでは配当金がいい(配当利回りの高い)株式を買ってます。たとえば配当利回りが4%を超えていたキャノン。100株で8,000円の配当。税金1,625円ひかれたら6,375円になるとこでした。

最近は配当利回り予想が4.92%の三菱UFJフィナンシャル・グループを買ってみました。とはいえ銘柄選びは自信がないので参考にはしないでくださいね。

まとめ
つみたてNISAとジュニアNISAの併用で、非課税枠を増やして積立と個別株取引を実現するというのが、私のとった戦術です。19歳未満の子供がいないと使えないですけどね。ウチの子も間もなく使えなくなるし。おそらくこのジュニアNISA口座はそのまま子供のNISA口座へとスライドして、僕の資産から子供の資産になってしまうのでしょう。多分ここまでが国のシナリオなんでしょうね。