日本四十七都道府県を巡る日本100名城の旅。旅行欲と知識欲を満たせる、お奨めの趣味です。今回はゴールデンウィークを利用して新潟県の新発田・村上エリアを旅してきました。最初は新発田市の新発田城登城記です。
新発田城へのアクセス
新発田城は新潟駅から羽越線で新発田駅下車、徒歩20分の場所にあります。新幹線を使えば、東京から日帰り旅行が可能です。
新発田城 登城記
新発田城へ

ゴールデンウィーク初日、帰省や旅行客でごった返す東京駅から旅はスタート。7時48分東京発、9時56分新潟着のMaxとき305号に乗車しました。
計画では10時11分新潟発のJR快速きらきらうえつ に乗るつもりでしたが、これは全席指定の列車で、すでに満席とのこと。観光列車だったか。仕方なく10時57分発の特急いなほ3号に変更。新潟駅で1時間弱、時間をロスしました。
10時57分の特急いなほに乗車し、20分ちょっと、11時18分に新発田駅に到着。GWの帰省客で自由席車両は非常に混雑していました

新発田駅に着くと、まず観光センターにて情報収集。初めての土地では、観光センターで情報収集し、センターの人から耳寄り情報を聞くことにしています。今回は残念ながら割引券などのお得な情報とかの入手はできませんでした。
お昼もこれは!というような名物を見つけることできず、食堂で簡単にすませて新発田城へ。ここの市内観光はレンタサイクルが便利だと思います。ただ、あいにく雨が振りそうだったので、今回は徒歩としました。城までの道は平坦。こんな感じの街を歩いていきます。

城に向かう途中にあった堀部安兵衛誕生の碑。忠臣蔵の四十七士の一人で、剣豪として有名です。

新発田城
グーグルマップのナビ頼りに15分ちょっと歩くと新発田城が見えてきました。これは城外からみた辰巳櫓。

表門がこちら。


入場は無料です。表門をくぐるところでパンフをもらえます。同じところで100名城スタンプも押せます。
表門をくぐった先の庭はこんな感じ。新発田城は城のあった区画のほとんどが自衛隊の駐屯地になっていて、見て回れる場所がほとんどないのです。表門をくぐったあとは、辰巳櫓と二の丸隅櫓の2つの櫓しか歩くことができません。だから庭も写真で写っている範囲くらいしか歩けないのです。かなり残念。

表門の上は新発田城関連の展示場となっています。

こちらは二の丸隅櫓。中に入れます。


庭から眺めるしかないのが三階櫓。屋根がT字型になっていて、各隅に鯱がのっているので計3匹の鯱がのっている、全国でも唯一の建物です。一応3匹いるのが見えるかな。

模型が展示されていたので参考まで。

巽櫓も入れます。中に日本100名城認定証が飾られていました。

観れる範囲が狭いので20〜30分で見て回れます。雨が降りかけていたので長居もできなかったのですが、新発田城址公園側に行けば、別の角度から三階櫓がじっくり見れたかも。
新発田市観光
そのほか新発田市で観光したところです。
蕗谷虹児記念館
大正から昭和にかけて活躍した画家。女性雑誌に絵や詩を発表して、読者の熱狂的な支持を得た人です。ここにくるまで知らなかったのですが、絵に惹かれるものがあって寄ってみました。

中は撮影禁止なので、チケットを。

清水園
新発田藩を代々治めた溝口家の下屋敷。池を中心とした回遊式の庭園が綺麗です。


足軽長屋
清水園の隣にある足軽長屋。当時の足軽が共同生活していた様子が伺えます。入場券は清水園と共通です。

新発田城まとめ
事前に知ってはいたのですが、目玉の三階櫓を遠目にしか見れず、見て回れる範囲が狭いのがなんとも残念。表門を囲む石垣や櫓の立派さから、すごい期待してしまった分だけ残念感が募ります。お城も含め、歩いて半日で見どころは観光できました。清水園は綺麗でしたので、合わせて一本という感じ。
新発田を1日観光して東京に帰ろうかと思っていたのですが、このあと、14時26分の電車で隣の村上市に行くことにしました。続100名城の村上城を見るためです。新発田城と村上城、二城セットで東京から日帰りが可能です。こんな感じで新潟北部名城の旅、いかがでしょうか。