九州旅行で宮崎から鹿児島に移動の途中、鹿児島県)霧島神宮にお参りしてきました。
アクセス
JR日豊本線霧島神宮駅よりバスで10分。霧島神宮駅は鹿児島中央駅から特急で50分、宮崎から特急で1時間20分くらいの場所にあります。
御祭神
瓊々杵命(ににぎのみこと)。
天祖天照大御神(あまてらすおおみかみ)の孫にあたり、天孫と言われます。高千穂峰に天降った天孫降臨の「天孫」はこちらの神様。つまり日本の祖神にあたる神様をお祀りしているのが霧島神宮。もともと高千穂峰にあったものが高千穂の噴火で埋まってしまったりして、霧島の地に移ってきたそうです。
参拝記
霧島神宮へ
宮崎から 特急きりしま で、霧島神宮駅に。電車が遅れた関係で、神宮行きのバスは16時半までありません。このままだと暗くなってしまうので、タクシーで霧島神宮へ。1800円ほどかかりました。
タクシーの運転手さんとお話しましたが、霧島の地名の由来は霧が多くて、山が島のように見えたからじゃないかということ。この日も小雨で霧もでています。いかにも「きりしま」って感じの日でした。
本殿へ
参拝へのスタート地点。階段の先は霧が覆っています。

二ノ鳥居から続く参道。霧が立ち込めていて、神界に入っていくようです。ちなみに写っているカップルは、私とは関係ない人です。こちらは一人旅だからちょっとうらまやしい。


君が代にもでてくる「さざれ石」。小さい石が集まって大きい石になったものです。昔は小石が成長して大きな石になると考えられていたので、「さざれ石の巌(いわお:大きな岩石)となりて苔のむすまで」とは、つまりとてもとても長い時間、という意味だと昔教わりました。

本殿
本殿に着きました。朱鮮やかな社殿です。この社殿は第21代藩主の島津吉貴公が造営寄進されたものです。昭和天皇も2度行幸されているそう。


御神木の杉も立派です

霧島神宮 御朱印
御朱印をいただきました。初穂料は300円。「天孫降臨の地」と書いてあるのかな。細字で美しい御朱印です。

霧島神宮 まとめ
山奥にあり、霊験あらたかな感じのある場所でした。晴れると眺望がよいらしいですが、霧に覆われた社も、別世界に訪れたような気持ちにさせてくれて素敵でした。寄り道になりましたが、来てよかった神社です。