私の趣味である日本100名城チャレンジ、2泊3日で南九州を中心に旅行してきました。最初の訪問地は、宮崎県日南市の飫肥。日本100名城No.96 飫肥城に登城です。
羽田から飫肥まで
羽田から朝の便で宮崎空港。そこからJRで日南線を南下し飫肥に向かいます。ツイてることに、JR九州のリゾート特急「海幸山幸」号にのることができました。飫肥杉が使われた車内。窓は大きく、日南の海を眺めて旅することができます。


社内アナウンスで観光案内してくれます。青島や鬼の洗濯板をじっくりみることができます。

綺麗なアテンダントさんが細やかにサービスしてくれます。途中、アテンダントさんが子供向けに海幸彦と山幸彦の神話の紙芝居をやってくれます。放送で流してくれるので、私も車名の由来の神話を知ることができました。乗車記念のポストカードをもらうことができます。

飫肥駅〜飫肥城
飫肥に下車すると飫肥城までは徒歩20分程度。駅前のレンタサイクルを借りたかったのですが、お店が空いてない。しかたなく徒歩で飫肥城に向かいます。


飫肥城までの道。ところどころに武家屋敷は商家が残ります。訪れなかったけど、小村寿太郎の生家とかもあります。

大手門が見えてきました。2月中旬ですが、南九州なのでピンクの花が見られます。

飫肥城
飫肥城は戦国時代に伊東氏と島津氏が84年間、ずっと奪い合っていた城です。最終的には伊東氏が廃藩置県で飫肥藩がなくなるまで治めることになりました。
施設に入らなければ、お城への入場は無料です。幾つかある観光施設は各200円なので4つ以上入る場合は施設共通券610円がお得。私は共通券は買いませんでしたが、3つほど施設に入りました。

中にはいると城の規模が思った以上に大きいことに驚かされます。石段とかも広いし、壁も頑丈そう。


天守は建てられなかったそうです。本丸の場所には飫肥杉が立派に育ってました。

四方を杉でかこまれた真ん中に立つと幸せパワーをもらえるという「しあわせ杉」という場所。

藩主のお御殿である「松尾の丸」にも入館してみました。昭和54年に再建されたものです。


ひな祭りが近いので、ひな人形が各所に飾られています。これは豫章館(よしょうかん)という藩主の住まいにかざられていたものです。

飫肥城歴史資料館で100名城スタンプをゲットしました。

飫肥グルメ
せっかく飫肥に来たので、城門外の「蔵」という食堂でおび天定食。蟹巻汁とか小皿が付きます。
おび天とは、日南海岸で獲れた魚のすり身を豆腐や黒砂糖、味噌やだしなどを混ぜて揚げた、この地方の名物。旅にでたら、その土地の名物は食べたいですものね。

「蔵」の経営元は元祖おび天本舗さん。ふるさと納税でおび天がもらえるようです。
飫肥滞在まとめ
九州の小京都といわれる飫肥。飫肥滞在は1時間半ほど。次の目的地があったのでね。このくらいで徒歩での往復と、城内散策、食事までできました。飫肥を楽しむことができたと思います。城下の町並みをゆっくり見られなかったのは少し残念です。