田舎の親が倒れた時に必要だったもの

この3月に長野の片田舎で一人暮らししていた母が他界しました。すでに父も亡くなっており、都会にでている3人の子が行う葬儀でした。体験して必要だったもの、便利だったものを記してみます。

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親の他界時に必要だったもの

すぐ使える現金

やはり何はなくとも現金です。それも10万単位で。私の場合は親が倒れてから葬儀まで3日の短期間。お金をゆっくり用意している時間はありません。コンビニATMからおろせる金融機関に、お金をおいておく必要があります。

私は銀行の口座を総合口座にして、生活防衛資金として定期預金にある程度の額を入れています。いざというときは、手続きなしに定期預金を担保に、普通口座の残高をマイナスにしてお金を下ろすことができます(定期預金の9割までの額、引き出しが可能)。この方法ならコンビニATMですぐお金をおろす事ができます。ただし1日に引き下ろし可能な額を例えば20万とか設定していると、必要額調達できないことがあるので注意。複数銀行分けておくのも手です。

ちなみに一番早く大きな金額が必要になったのはお寺。菩提寺へのお布施として、葬儀翌日に40万円弱持っていく必要がありました。結局この額はお香典から捻出できる額ではありましたが、事前にキャッシュを持っていたのは不確定なお金をアテにする必要がなく心強かったです。

また緊急搬送された病院や葬儀社は、請求金額が確定するまで時間がかかることもあり、支払うまでに1週間以上の猶予がありました。なのでこちらは、ゆっくりお金を用意することができます。

兄弟のLINEグループ

3人兄弟、特段仲が悪いわけではないですが、LINEの交換は気恥ずかしくてやっていませんでした。連絡手段は兄弟毎にSMSやeメールと別々だったのですが、危篤時の連絡は大変でした。LINEグループを作って同報通信ができるようにしてから、連絡が格段にスムーズになりました。

ご近所の連絡先

緊急時にお世話になるご近所さんの連絡先を携帯に入れておくと、いざと言う時に様子を見てもらえたりします。日頃から付け届けや、挨拶を怠らないようにしておきましょう。

親戚の携帯番号

親戚に危篤の報を伝えるのは、やはり携帯。携帯のアドレス帳に親戚の電話番号を入れておいたほうがよいです。特に携帯番号。今どき自宅の電話番号だけだと、繋がらないことも多いです。

葬儀社の連絡先

母は生前、葬儀社の互助会みたいなものの会員になっていたのは聞いていました。ただその時を迎えたとき、どこに入っていたのかは分からない。ちゃんと聞いて携帯に登録しておくべきだったと後悔しました。結局、地元の葬儀社に電話をかけて聞いて回って見つけました。

葬儀の手続きの電子書籍

ネットでなんでも分かるご時世ですが、臨終から葬儀まで通貫で知ることができる本があると便利です。しかしその類の紙の本読んでる姿を、病院とか電車の中で人目にさらすのも落ち着きません。電子書籍なら何を読んでるか分からないですし、検索性のよさもたすかります。かさばりませんし、手持ちのスマホやタブレットで読めるので「自宅に本はおいてあるのに・・・」と後悔することもありません。今回、職場で危篤を聞いて、電車で田舎に向かいましたが、向かう途中で葬儀の手続きの本を読んでいました。

延命治療の親の意向

いざという時に延命治療を望むかどうか、これは元気なうちに親に聞いておきたいものです。我が家は事前に延命治療を希望しない旨を本人から聞いていたので、医師から問われた時に明確に答えることができました。

親に聞いておきたいことはいろいろあったけど

いつかこの日がくるのは分かっていながら、エンディングノートの場所とか、財産のありかとか、もろもろ聞くことを先延ばしにしているうちに、その日を迎えてしまいました。これらは家を片付けしたら、見つけることができたので、まあしょうがないかなと思っています。